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新しい働き方を自分でつくりつづけるために 「どこでも誰とでも働ける」感想

先日の尾原さんの話しが面白かったので、早速購入した尾原さんの著書。

小難しいはなしは書いてないのでさらっと読めました。セミナーで事前に尾原さんの事前情報が頭に入っていたのも良かったのかもしれません。


先日の記事でも書いた「始まりの場所にいる」は著書にも書いてありました。ただ、自分は将来のために無理に始まりの場所を探すよりも、後半に書いてあった、自分の「好き」を突き詰めたいタイプな気がします。昔から興味のないことにはどんだけ流行っていても乗っからないタイプだったので。


難しいのは、自分にとっての「好き」が何かって意外とわからないんですよね。

私の場合だと、

・マラソン

・陸上競技観戦

・野球観戦

・三国志

・マンガ

なんかは昔から好きです。ただ「好き」を自分の市場価値にできるほどの強みにできているかというとできていません。あくまで「ちょっと詳しい」というレベルから抜け出せていない気がします。


もう一つ自分の中で印象的だったワードが「自己中心的利他」

何度も出てくる言葉なので、尾原さんご自身も思い入れのある言葉なのだと思います。すごくいい言葉です。

私は究極的には人間はみんな「自己中」だと思っています。ただ、自己中心的におせっかいなくらいに周囲に情報提供していくことが結果的に利他につながるということは私自身も感じます。

「利他の心が大切なんです!」って訴える人ってなんか胡散臭いのは、利他を叫びながらも自分のノウハウやスキルは隠していたり、実はそれほど周囲に提供できるスキルがないのにある振りをしている人がいるせいじゃないかと思います。

尾原さんは「打算的に生きるなら、今の時代はどんどん周囲に情報やスキルを提供した方がいい」という趣旨のことを書いています。この言葉は人材教育業界の人たちに聞かせてやりたい。

研修コンテンツとかノウハウとか徹底的にクローズにする会社も中にはあります。コンテンツの権利を守るのは大切ですが、なんでもかんでもひた隠しにするのは今の時代にほとんどメリットはないと思います。むしろ、どんどんオープンソースでみんなの知恵を借りた方が格段に早く確実に良いものができあがるはずです。


私が現在企画中の早期離職白書2019もどんどんオープンにしながら、より良いものをつくりたいし、白書のデータを活用してたくさんのサービスができたり、改良されたりしたら、白書のつくり甲斐をより一層感じられそうです。


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