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「自分のやりたいこと」に正直になる

中学校の頃、進路選択をするときに
芸術コースのある高校へ行きたかった

描いた絵を見て、友達が褒めてくれること
勇気をもらえたと言ってもらえたこと
そして、「たろの描く漫画楽しみにしてるね」とサインを求められたこと
この経験が表現活動への欲求を高めてくれた

自分は「絵を描きたかった」
自分自身を表現できる姿はかっこいいと思っていた

だけど、親・先生は反対した
「勉強をしているのだから公立高校へ行きなさい」
塾や教材にお金をかけたんだ
親感情からしたら当然言葉だろう
今思い返せば本当に恥ずかしいが
自分を殺し、親の意見に従った
というか、言い返すだけの自分の感情を言語化できず
黙って言うことを聞くしかできなかったのだ

ただ、表現することを諦めきれず
高校では吹奏楽部に入ることを決意
表現活動は面白く、周りと合わせる大変さも同時に経験できた
部活動に打ち込みすぎて疎かになっていた勉学
大学受験は全落ちで浪人
その頃ポロッと親に言われたのが
「あの時、芸術コースの高校へ通っていたら、大学への推薦ももらえていたのかもな」

どうして、今それを言うんだ
落ちたのは自分の勉強不足だけれど
変えられないことを今言ってもしょうがないじゃないか

親の言葉や先生の言葉通りに生きてきた
はみ出さないように、打たれないように生きてきた

だけど自分の幸せを守ってくれるのは
親でも先生でもなく自分なんだと学んだ
もし、「自分のやりたいこと」があるのに
周りの制約で苦しんでいる

だから!
これからは、やりたいことをやる!
自分にワガママに生きる!

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