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思考停止になりたくない

高校教員になって来年度で4年目を迎えます。
今日は僕が教員を目指すに至った経緯を説明できたらと思います。

きっかけになったのはある出来事

勉強も部活もまあまあで平々凡々な中学3年生のとき、
クラスの友達から誘われて
深夜に外へ出てオールしないか
と誘われた。
何か刺激を求めていた僕は2つ返事で誘いを受けた。

オール決行の日
自転車で深夜の街を友達と駆け巡った
日頃から慣れ親しんだ道はいつもと違う雰囲気がしてとても心地よかった。

爽快な気分も束の間
僕は友達と一緒に警察に深夜徘徊として補導を受けた。
当時15歳、次の日に学校で個別に先生から呼ばれた
別室へ行き、補導されたことが学校に伝わったのだ
そこでは先生から指導を受け、
反省文を書かされた。

反省文を書きながら思った
この指導も、警察から言われたからやっているのではないか
先生から言われたのは
「残念だよ」という失望の言葉
この出来事の前までは先生は僕に対して
期待を込めていたと言うのだ
勝手に期待して勝手に失望してるんだ
僕の本質や中身へは目も向けずに
反省文を書いたところで、何か僕の中で変化がおきるのか?
この指導を元に僕の考え方を好転させるんじゃないのか?

今振り返れば
顔を伏せたくなるほど恥ずかしいことを考えていました。
何事も他人のせいにして
でも、本質はどこかにあるはずだ思ってました。
簡単に言ったら厨二病です

それから、物事をまず批判的にみて、
受け入れる癖がつきました
そうすると、
僕の周りはニュースをみては落ち込んだり、勝手に怒ったりする人が
情報をそのまま鵜呑みにして感情を露わにする人が
こんなに考えずして、僕たちの過ごす国は良くなっていくのか?
じゃどこから僕は改善できるかと考えた時に
「未来を作る人を育てればいいんだ」と確信しました
となると、自分自身が教育現場に立ち
自分の頭で考えて自分の幸せを掴める人を少しでも増やせるのではないかと思い
この職に就くに至りました。

あまり前向きな動機ではありませんが
自分と関わる人に少しでもよかった
と思ってもらえるように精進する毎日です。

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