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LJLは弱くても発展可能である–国際戦よりもチーム数を増やそう−

 fugashiさんのこの素晴らしい記事を見て、愚昧な私にも思いついたことがある。国際戦に出ずに、チームを増やして国内で戦えばいいのだ。長大な期間も問題ない。MSIやRR、WCSに出場しなくて良いのだから。All starから弱小地域を排除するという大胆な選択をしてくれるRIOTのことだから、それぐらい許してくれるだろう(日本はともかく、メジャーリージョンにあれほど奮戦した北ラテンアメリカをはぶるとは、理解ができない)。 

 日本は幸いなことに、サーバー人口にしては観戦者数が多い。この内需を徐々に拡大して、興行的にLJLを発展させれば良いのではないだろうか? プロが増えるには、金銭的な成功が必要だ。以前は、国際戦で結果を出せば自ずと人口が増えるとの意見もあった。しかし、国際戦にて勝利を重ねなくとも(結果が後退しようとも)LJLの視聴人数は増加し、会場の施設はより良いものとなっている。今年に規模は縮小したものの、毎試合スタジオでの観戦を可能としている(決勝の会場規模縮小はスローだと思うが)。つまり、LJLの存続・拡大に世界戦での勝利は関係ないのだ。

 私がこういったことを主張するのには、理由がある。国際戦をすることのメリットが見当たらないからである。 日本のLOLコミュニティは、はたして盛り上がっただろうか? 今回のMSIで、ファンアートは何枚あったのでしょう? 選手に経験値が入る? 嗚呼、入ることは間違いない。普段のLJLがスライム程度のEXPだとすれば、国際戦でメタルスライムほどをゲットできる。まあ、相手地域はその間にはぐれメタルやメタルキングを狩りまくっているけれど。 

 それでは、国際戦を止めて国内戦に特化した場合のデメリットも考えてみることとしよう。 

1.お金がかかる 期間を延長するため、選手やチーム、それに会場使用料や運営スタッフへと払う金額は増すだろう。たった3回ほど海外に行かないだけで、数週間分の埋め合わせができるはずもない(そうだと思いたい)。 

2.関わる人全員が疲労する 選手やキャスター、それにスタッフ、いずれも今までより消耗するはずだ。このことは視聴者さえ例外ではない。見る側が疲れてしまうと、広告や興行としては不適切であるとの議論がNAやEUでなされているので、一考すべき個所であろう。

3.revolさんの解説を聞きながらハイレベルな国際戦を楽しめない これが一番の問題であることを誰が否定するだろうか——いや、誰も否定しない(反語)。ここだけは、皆さんも私と意見を共にすると確信している。レボラジでやってくれるかもしれないが、期間延長に伴う疲労を考えると望み薄に違いない。

 では本題、国内戦に特化した場合のメリットだ。

1.ファンが嬉しい(コアであればあるほど) 試合はいくらあっても嬉しいものである。自国リージョンともなればなおさらだ。今までのLJLでは物足りないファンも多かったのではないだろうか。

2.スーパーウィークをやらなくて済む これは愚策も愚策だったように思う。折角のコンテンツを平日にやってしまっては、視聴したい人も視聴できないではないか。後で見ればいいという意見も勿論あると思うが、ライブ感こそ大事にするべきだと思う。

3.コミュニティが荒れない 国際戦ではコミュニティは盛り上がらないと前述したが、盛り下げているとさえ表現できると思う。純粋に『国際大会やってるらしいし見に行こう』となって、あの配信を見たときにLOLにポジティブイメージを抱くだろうか? 別に某サイトたちのコメント欄を指しているのではなく、選手やキャスターの暗い顔や苦笑いも含んでいる。

4.KRアカをより多く配布できる LJLのチームを増やせる上に、CSのチームまで増やせると私は考える。期間は伸びるが、密度は変わらない(スーパーウィークなしでむしろ薄くなる)ため、十分可能ではないだろうか(サステインの低いday1ウォレットに対する交通費ハラスは、LJLがヒールするだろうし)。そうなれば4チームにアカウントが配られるため、リザーバーも含めて最低24人が合法的に日本からKRに参加できる。これは重要だろう。

 以上で、私の主張を終わりにする。

最後に
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます(いるのかな?)。私の意見には足りない部分しかないと思うので、皆さんの意見をお聞きしたいです。拡散やご感想よろしくお願いします。

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