自分と繋がっている状態

対話の魅力はすごくたくさんあると私は感じている。

その中で、一つの魅力として「自分とのつながりを取り戻せる」というものがあると思っている。

普段の生活の中で自分とのつながりを体感している人はどれだけいるのだろうか?
少なくとも、自分は対話に出会うまでは、自分とのつながりを感じるようなことはなかった。

無視し続けた声

対話に出会うまでの私は自分の内から発される声を邪魔なものとしか感じていなかった。


受験勉強をしていく中や人と向き合っていく中で、苦しさを感じる事はたくさんあった。もっと休みたい。もっと楽しい事がしたい。本当の自分を出したい。もっとみんなと話しがしたい。
だけど、その声をひろってあげる事はしなかった。

それは、自分の考え方と感情を天秤にかけた時に考え方を優先したからだ。だから、湧き上がってくる感情は全て無視し、考え方に従った行動のみをよしとしていた

その結果、体調を大きく崩す事となった。その時には、なんで自分が体調を崩したのか分っていなかった。

自分とつながる体験

およそ一年前に、ある傾聴ボランティア講座に参加した時に対話を初めて体感した。
その頃から、対話に自然とはまっていった。

体感した対話の一側面として、「自分とつながる」というものがあった。
自分とつながる事にどんな価値があったり、そもそもつながるとはどんな体験なのか。

人によってその解釈は大きく変わると思うが、自分が感じる1つの答え(自分の中でもまだ答えは出ていないが)として「自分自身の願いや思い、感情をありのままで認めてあげて、許してあげて、愛してあげること」が自分とつながっている状態なのではないだろうかと考える。

普段蓋をしたり、見ないふりをしている自分をちゃんと見てあげて、許してあげる。
言葉にすると簡単に感じるが、それを一人でしてあげるのは自分にとっては相当なパワーが必要なものだった。更に言うと、そんな事が自分にとって必要で大切なものだとは思っていなかった。

対話に自分がはまったのは、自分が表面的には感じていなかった願いを自然と求めていたからなのではないかと思う。
本当は自分を大切にしたかったし、どんな自分も認めて愛してあげたかった。

だから自分とつながる時間に対してこんなにも深く感じる部分があったのだろう。


でも、こういう自分みたいな人ってたくさんいるのではないかと思っている。自分の願いや思いに普段は気がついていないけど、実は内側で求めているような人。

この文章は読んで少しでも何か感じてくれた人には、自分の中にしまい込んでいる思いがないのか自分自身に聴いてあげて欲しい。見たくないと思っていても、たしかにそこにあるものを大切にしてあげて欲しい。

それが一人では難しい人は私と一緒に対話しませんか?


対話の魅力とか自分が感じている価値はまだまだある。今回の内容は、自分から見たほんの一側面にしか過ぎない。
だからこれから、少しずつ自分が抱いている対話への思いや価値観を表現していきたいな。

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