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どこにいたら自分が心地いいか、年末年始に考えよう。(2020年12月31日(水))


いつもの温泉からあがって、いつもならいつもの喫茶店に向かうところ、喫茶店は年末年始のおやすみということで、ぽかぽかした身体のまま帰宅して、ぽくぽくと甘栗などを食べながらお茶をいれながら、大きな郵便局が開くまでの時間をのんびりと過ごしています。

今日は編み物をせず、せっかくの一人の年末なので、出かけるまでの間、お茶を飲みながら1年を振り返っているのですが、「距離」の取り方を習得することができた、すごくいい年だったなということを思っています。

かつての私は、自分が嫌だなと思う場所にいてもそれに耐えられるような力をつけたいと考え、そのためにメンタルを強くしようだとか、色々なことを試行錯誤してきたように思います。そんな私が変わり始めたのは、まず2019年、オンラインのやりとりで死にたいと思うくらい辛い思いをしたこと。その時ふと「この人との関わりを切ればいいだけじゃない」と気づき、「なんだ、それだけのことだったのか」とわかったのが、私に「距離」というものを考えさせるきっかけになったのでした。

そうした流れから迎えた2020年。「ソーシャルディスタンス」という言葉が当たり前のものになり、三密回避ということが言われ、特にこの年の前半はオンライン回線をぶつっと切ればなんとかなるというわけにはいかない「リアル」においても、この「距離」問題が発生したわけですが、

要は(1)なんか嫌だなと思うところ、やばそうだなと思うところには、近づかない&立ち止まらないこと、(2)この(1)を把握し続けるために自分なりのハザードマップを用意すること、(3)避難場所=自分が心地いいと思う場所をちゃんと用意し、日々それに感謝しておくことの3つが鍵で、この身のこなしをするための日々の訓練が大事だということが、2020年の私の学びでした。

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