約束の仕方、守り方。(2020年12月12日(土))
今朝は家でマフラー編んでいるうちに熱中し、いつもの温泉の時間を逃し、喫茶店の時間もどうしようかなと思ったのですが、大好きな場所でうれしくマフラーを編んでいる様をたのしみにしてくださっている方のことを思い、自分もまた居心地の良い場所に行きたいと思ったので、「面倒」を超えて喫茶店にきました。
「面倒」って、超えたあとはうれしさが待っているのですよね。うれしくなるとわかっているのに、どうして「面倒」と思うのだろう。動物って、動物のくせに、基本的には省エネ設計なのでしょうね。「約束」がないと基本的には動かない生き物。
そういえば昨日、「なんでことごとく仕事の期限を守ることができないのか、考えてみてごらん」「考えてみて、こうしたらいいかな、ああしたらいいかなと工夫してみてごらん」と若い人に伝えたことを思い出しました。
このことは、「心理」や「能力」の問題として捉えないほうがいいと思うのです。やったほうがいいことをなぜかやらない(やれない)理由を、自分の心のありようや能力の問題にしても、解決しないばかりか自責の念に苦しむだけだなと、体験的に思うので。問題は単に、心身の管理者(養生実践者)たる私の「行動の不具合」に過ぎなくて、行動を微調整してみるだけで済む話なのです。
せっかく動物に生まれたのだから、自分や大好きな人を、ちょっとうれしくするであろう「約束」をできるだけして、それによって「面倒」を超える行動をして、もしその行動が不具合を起こしたなら、そんな自分を正当化しようとはせずにすぐに謝りフォローして生きていこう。そんなことを思ったのでした。
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