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すぱーくりんぐすぷりんぐうぉーたー


人を説得したり、感動させたり、何かを訴えるような文章を書く時って、論理的に自分の考えていることを整理して、文章構成がおかしかったり、誤字脱字がないように書くことが求められますよね。

僕は大学のレポートを書いたりゼミ論を書いたりする時は、そういう点を常に考えながら書いてます。

しかし時には整合性が取れていなかったり、脈略がなかったりする文章も、こと人を面白がらせたり、衝撃を与える時には結構使えたりします。

意味不明な文章って、ちょっと笑えたりしますよね。

僕は一時期小説家になろうで小説を書いていた(現在休止中)のですが、なにせ、課題やレポートに追われていたものですから、整合性のある文章にする手間がもうイライラするわけです。

そういう時、案外その場でパッと思いついた言葉を適当に入れると、自分なりに面白い文章になるもんなのだと気付きました。

今回は完全に僕の考えでしかないので、参考にしなくてもいいというか、そもそも誰が参考にするのかわかりませんね。すみませんね。

というわけで今回も思いついたままにツラツラと書いていこうと思います。対戦よろしくお願いいたします。

【今日のオススメ曲コーナー】
Khruangbin - August 10

是非聴きながら読み進めてみて下さいね。


まずはタイトルですよね。

人目に留まるようなタイトルってなかなか難しいもんで、元々それなりに知名度の高い著者になると、特に気にする必要はなくなるとは思うのですが(違かったらごめん)、例えばハウツー本であったら、「〇〇するには△△をしろ」とかいう命令形のタイトル、多いですよね。

これってやっぱり人の目を惹くための言い回しだと思います。

例えば、

頭が良くなりたいなら、シコれ

どうですか、こんな本はないと思いますが、あったらちょっとは気になりますよね。気になんないとか言わせないよ。

こう言った命令形のタイトルって、普段命令形で物を言われない人にとっては新鮮に感じられるんじゃないでしょうか。

短期の人にとっては「は? なんでコイツ上から目線で語ってんの?」となるかもしれません。

しかしながら、そうなった時点で著者の思う壺です。

要するに「目を惹く」というのが大事なんですね、膨大な数の本から限られた一冊を引き出す時、著者にとってはスーッと動いていく視線を、自分の著作で止めさせたいわけです。

そうすれば、内容を確認してくれる機会も自ずと増えるわけですから。

つまり「目を惹く」ということができれば何でもいいんです。

さて、今僕が書いているタイトルを見てみましょう。

すぱーくりんぐすぷりんぐうぉーたー

意味がわかりませんよね。僕もわかりません。

だって、コストコで買った炭酸水が、
「-Sparkling- SPRING WATER」という名前で、そのまま平仮名で書いただけですから。

この名前はもう後にも先にも出てこないですよ。

タイトル回収ですね、お疲れ様でした。



……と言って終わるのも唐突で面白いかなとは思いますが、自分で広げた風呂敷、せめて畳むまでやろうと思います。

せめてちょっとアレンジして見栄え良くしますか。

ということで新タイトル↓

「すぱーくりんぐすぷりんぐうぉーたー 〜アイデアの宝庫〜」

……それっぽくね?

もうええわ。

ーー閑話休題。

もちろん、内容がタイトルと全く関係ない。
こういうことばっかやってると社会的信用も失われますが、適度にやるのであれば、非常に有用なやり方だと思ってます。


……さて次はどうしましょうか。
ええと……どうします?

話すことがなくなりました。
もう終わりますか。


「いやあれだけ話広げておいて、もう無いんかーい」


と、このように文章中で読み手に突っ込ませるのも、面白い文章のつきものなのかなと思います。

いい意味での「裏切り」ですね。

もはや読者に話を振ってる時点で「何言ってんだコイツは」となるわけで、それもまた読者の「目を惹く」点に於いては有用な手口(手口というときな臭くなりますね)になるのではないでしょうか。

そういう意味では「脈絡のない文章」は面白いと言えますね。

人よっては読みづらかったりするかもしれませんが、あくまで適度に使った時の話でオムツ。


というわけで続けて話すのは語尾や口調でオムツね。

語尾や口調というのは小説を書く時、キャラクターにキャラ付けする時に使ったりします(しつこいと嫌われるのでオムツは閉店しました)。

語尾や口調の変化で、誰が話しているか判るようにする、という目的もあると思いますが、これらの変化というのはなかなか面白いです。

日本語の面白い部分で、一つの表現を幾らでも変えられる点が、特に物語を面白くする時に有用であると思います。

「私は、パンを食べた」
へえ、そうですか。

「小生は、麺麭を食したでやんす」
え? なにを食べたって? ガリ勉かな?

「おいどんは、パン食ったど」
強そうですね。身体大きそう。

「ワタクシハ、小麦粉ヲ発酵サセタ食品ヲイタダキマシタ」
ロボットかな?

「わひゃひは、ふぁんほたへた」
まだ食ってんだろあんた。もしかしてそのパン熱々だったりする? それとも詰め込みすぎ?

このように言い回しでいくらでも読者の想像を掻き立てるようにできるんですね。

これ非常に面白いのでいくらでも話せそうですが、ちょっと今回はここくらいにしておくでオムツ。

日本語の面白さは勿論ここだけに収まるわけもないですし、僕は日本語の学者でも、日本語を深く学んできた訳でもないですから、偉いことは言えません。

ただ文章を書く時に、これってこうすると面白いよな、この言い回しが好きだな、こういう風に思うと、日本語ってスゲェなって感じるんです。

続きはまたどこかで書こうと思いますが、また書こうと思い立った時になります。

という訳で、コストコの炭酸水は美味しいという話でした。

またね。



YouTubeに色々作った曲とかUPしてます、よかったら聴いてみてくださいね^^


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