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PR戦略って奥が深い!PR設計はビジネスや自分を売り出す骨組み

こんにちは、吉川です。

仕事で、自社ブランドの「PR」戦略を考える事になりました。
PRに直接関わるのは初めてで、PR戦略のプロの方と話したり、本で勉強する毎日です。
PRについて勉強する前までは、
ブランドの特徴やスペックを広めていくために、どの媒体で発信して、予算内により多く発信できるかが重要になる(売上よりも、広告の数を重視しているイメージ)と思っていました。

しかし、それでは、"そのブランドで買いたい!"、"そのブランドと仕事がしたい!"、などの反応が少なく、相手の心には届きにくいPRになるのだと知りました。
PRで一番大切なのは、「ブランドのストーリーを想いに乗せて言語化して届ける事」、つまりはPRする前、媒体で周知する前に、ブランドの魅力を言語化して伝える"PR設計"の部分だったのです。


・そもそもPRとは?

PRとは、お客様からの推薦(いいね!)の口コミを増やす活動になります。
「広報とどう違うのか?」
と思ったのですが、広報とは、お客様に向けて自分からアピールしている"自薦"なのに対し、PRはお客様からの"他薦(このブランドが良かった、また行きたいなどの口コミ)"になります。

なぜお客さまからの他薦が大切なのか?というと
今の時代は、私たちの身の回りの情報が10年前の350倍にもなっているそうで、情報が埋もれていく時代。
数ある情報の中から、お客様から振り向いてもらうために何か重要かというと、
「第三者の口コミという実績(他薦)」なのだそうです!!
他薦のPRがあることで、信頼を高め、ブランド力を向上させるのだと知りました。
周知する広告やSNSでの発信にも、PRの力を掛け合わせる事でより売り上げにも繋がると感じています。


・相手の心を動かすPR設計を!

PRをするにあたって一番大切な事が「PR設計」になります。
PR設計とは、ブランドの魅力を言語化して伝えることであり、その後にするPRの土台になる所になるところです。
エアウィーヴのPRを担当した笹木郁乃さんの著書【SNS×メディアPR100の法則】にPR設計について詳しく書かれているので抜粋させて頂きます。

・PR設計の6つのステップ

PR設計とは、商品の魅力を第三者に余すことなく正確に伝えらえる言葉に落とし込み、心を動かす説明文になります。
PRには、このPR設計が土台となるので構築不足だと、PRごと崩れてしまったり、しっかり構築することで売り上げが上がった会社も多いのだそうです。
笹木さんの本では、このPR設計を6つのステップに沿って作ることをオススメされています。

①どんなサービス・会社なのか?
これは分かりやすく、ひと言で、小学6年生でもわかる言葉で伝えるのがポイントだそうです。

②選ばれる理由
他のサービスではなく「このサービスを選ぶ理由」を明確にするということです。
これには2つポイントがあります。
1つ目は、そのサービスを使うことで、お客様に約束できる変化を伝えることです。
「Aだったお客様が、自分のサービスを受けることでBになります」とビフォーアフターで伝えるのだそうです。
2つ目は、「従来のサービスや、他者との違い」を伝えることです。違いを明確にすることで、自分のビジネスの特徴が際立ち、アピールポイントがわかるのだそうです。

③お客様の未来例
「自分のサービスを受けると、お客様はどんな感情・景色が見えるようになるのか?」ということです。
ポイントは、そんな未来があるのか!とお客様がワクワクするような未来例を提示することが大切なのだそうです。

④実績
「第3者が、いかに自分のサービスを評価し買ってくれているか」ということです。
〇〇さんが愛用している・これまで10,000人が受講・使用した98%の人ができるようになった・リピート率99%・・・
など実績があれば、より商品の信頼や説得力が高まります。

⑤ストーリー
ストーリーは、その人や商品を通して、共感を生み、感動を与える、その会社(人)のドラマになります。過去の苦労話や失敗談など感情レベルの起伏の大きいストーリーを書くことで、興味や共感を得られる可能性が高くなります。


⑥利用ステップ
購入後の利用手順をイメージできると購入の後押しになるのだそうです。


・PR設計と商品力の向上が無名を有名にする
PR戦略にはPR設計ともう一つ大切なことがあると知りました。
それは、「商品の質やサービスの良さ」です。
PRがうまくいき多くの方に知って頂いても、商品やサービスが良くなければ、逆に悪い口コミが増えてしまいます。商品やブランドを売り出すには、PR力と商品・サービス力の両輪を回すことが必要などだと学びました。


・最後に
PR設計の考えは、他のビジネスを展開するときも応用でき、自分自身のブランディングでも大切な考え方だと思いました。
「自分とは何者で、どんな想いで人生を歩んでいる(仕事をしている)のか、過去どんなストーリーがあって現在に至り、今後何をしていきたいのか?」
ブランドを打ち出すときも、自分をアピールするときも、
大切なのは”そのブランド(人)の想いや魅力を言語化して正確に伝えること”にあると学びました。

最後に、参考にしている本を参考文献に載せてさせて頂きます。

今日もありがとうございました!
吉川康弘(よっしー)


<参考文献>
・お金をかけずに誰でもできる! SNS×メディアPR100の法則 (100の法則シリーズ)
https://www.amazon.co.jp/dp/4820729349/ref=cm_sw_r_awdo_Q78DRQ4VSMN9XV1BZZ9V
・ゼロ円PR
https://www.amazon.co.jp/dp/4296104926/ref=cm_sw_r_awdo_0FK31PMC6TCE92TSCS0G

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