ノイズキャンセリング・イヤホンを少し試してきた!

東京・二子玉川の蔦屋家電でTILDEのデモをやっているとのことだったので、行ってみました。そうしたところ様々な製品を試せましたので、簡単な感想です。

TILDE

ノイズキャンセリングの強度はさほどでなく、「周囲の雑音の音量を下げる」という程度であり、完全な静音を求める方には向きません。やはり「オフィス用」であり、ある程度の音を聞きつつ邪魔にならないようにする、という性質のものです。イヤーピースのフィット度の調整で耳栓的な遮音性になるかもしれません(そこまでは試せませんでした)。周囲の雑音があまり大きくなければ、完全な静音になる可能性もあります。ノイズキャンセリング強度は簡単にスライダーで調節できるので、仕事中、外出中などで外音の聞こえ具合を頻繁に調節しなければならないときには非常に有効でしょう。

「トークインノイズ」機能を使うと、周囲の雑音が更に1段階小さな音になり、代わりに正面の音が聞き取りやすくなり、特に人の声ははっきりと聞き取れます。一方、正面以外の人の声はほとんど聞こえなくなるので、騒音の中での会話の助けになることは間違いないでしょう。正面といってもネックバンドの正面であろうと思われるので、隣の人の声を聞きたければネックバンドを少し回すと対応できるかもしれません。トークインノイズ機能使用中は、本体に触れると指が擦れる音がかなり大きいので、注意が必要です。

トークインノイズ機能を試し、周りの音が少し静かになり目の前の人の声がよく聴こえる状態になったときには、「カクテルパーティ効果とはこのような感覚なのかもしれない」と感じました。聴覚情報処理障害のためか、目の前の人の声がピックアップされて聴こえるようなことが私は無いので、TILDEによって初めて体験することができました。

40gと非常に軽く、スカーフでも巻いているのかというくらい負担になりません。

QuietControl 30 wireless headphones

BOSEはやはりさすがでした。周囲の雑音がほぼ消え去り、蔦屋家電の店内にいるとは信じられないくらいのほぼ無音の世界になりました。65gとTILDEよりは若干重いのですが、それでも負担には全くならない重さです。イヤーピースが非常に優秀で、耳の中に押し込まないのにしっかりとフィットして快適なつけ心地で感動的でした。大都市の騒音の中で使うにはかなり適した商品だと思います。

一方、騒音の中での会話を助ける機能はないですが、ノイズキャンセリングの強さをアプリやコントローラーで調整できるので、必要に応じて強さを下げ会話を聴き取ることはできるかと思います。

WI-1000X

ネックバンド式の商品です。蔦屋家電店内においては一部消えない音域があり、店内BGMの高音のシャリシャリした音だけ残ってしまいました。概ね静音になるため、逆に消えない音域が非常に気になってしまい、これを買う気にはなれないなと思いました。軽いので、つけ心地は悪くありません。

WF-1000X

上記の商品と型番がそっくりですが、こちらは完全ワイヤレスタイプです。ノイズキャンセリング効果をほぼ感じず、バッテリーもさほどもたないので、買おうとは思いませんでした。

WF-SP700N

雨の日でも使える防滴性のある完全ワイヤレスのノイズキャンセリングイヤホンです。こちらもノイズキャンセリング効果があるのかないのかよくわからないくらいです。

ノイズマスキングイヤホン・NOISE-MASKING SLEEPBUDS

睡眠時の利用を想定した完全ワイヤレスイヤホンで、可聴音を流す「ノイズマスキング」という製品なのですが、試してみました。元々が「睡眠時用」のため、ある程度静かな環境での利用を想定しているようで、蔦屋家電店内のような音楽が流れざわめきがあるような場所では静音効果はほぼありませんでした。MOLDEXの耳栓のほうがよっぽど静かになりますね。

ただ、イヤーピースのつけ心地は抜群です。これならば睡眠時に邪魔になることもないでしょう。流すことができる環境音も、焚き火の音や風の音など心地よい音が揃っていました。

Bose QuietComfort 35 wireless headphones II

イヤホンではなくヘッドホンですが、静音性は抜群です。ただ、丸一日のような長時間の使用は難しい重量だと感じます。もともとヘッドホンはほとんど使わないため、試用の段階でも非常に重いと感じました。

では、どれを買う?

TILDEQuietControl 30 wireless headphonesの2択だな、とは試してみて感じました。聴覚情報処理障害の不自由を考えるとTILDEはかなり魅力的なのですが、静音性ではQuietControl 30 wireless headphonesがダントツに優れており蔦屋家電店内においてはMOLDEXの耳栓を上回るので、非常に悩ましいです。

外出中の使用を考えると、完全な静音は危険なのですが、騒音の中でもリラックスのために静寂がほしい場合があることを考えると、QuietControl 30 wireless headphonesのほうが良いかもしれません。最良の手段は「両方を買って状況に応じて使い分ける」だと思うのですが、約8万円かかってしまうため、あまりにも厳しいですね。

なお、QuietComfort 20(カナル型ノイズキャンセリング・イヤホン)が2013年9月発売、QuietControl 30 wireless headphonesが2016年10月発売だそうなので、来年(2019年)の秋頃にはまた新しいノイズキャンセリング・イヤホンがBOSEから発売される可能性もあるかもしれません(勝手な予想なので外れても責任は負えません)。

MOLDEXの耳栓も、完全な静音にこそなりませんが、かなり騒音の音量は下げてくれるので、ある程度ノイズが聞こえつつ会話の補助をしてくれるTILDEを普段は使い、静かな場所で安らぎたいときにはMOLDEXの耳栓、という選択肢もあるように思います。悩ましいですね。

MOLDEXの耳栓については現在生活の中で使用中なので、改めて後日記事にしたいと考えています。


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