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気になる言葉:減損損失

こんばんは。
年度が変わって落ちてきた感じです。

3月末決算の企業が多いのか、四半期よりも決算関係のニュースを多く耳に入ってきます。特に「現存損失」というキーワードが多いかもしれません。


減損損失とは

減損損失とは、企業が保有する資産の帳簿価格を引き下げる会計処理に伴う会計処理のこと。
資産の収益性が下がって投資資金の回収が見込めなくなったときに、実態に見合うまで貸借対照表の計上額を減らします。簿価が減った分のを損失として損益計算書に反映されます。

買った資産の価値が悲しくも無くなってしまったときに、実際の金額に合うように変更します。その時に資産の合計金額が減った分は減損損失として会計処理します。

ちょっとおさらい

この解説って、貸借対照表と損益計算書の関係を理解してる前提で書かれてますね。ちょっと乱暴な内容ですが頭の中の整理を兼ねておさらいです。
※個人的な解釈が入っているので完全に正しいとは言い切れません。悪しからず。気になることは自分で調べましょう。

まず企業の目的は、何かしらの理念のもとに、何か目的があって活動をする、そのために設立されてます。
何をするにも先立つものが必要、企業を設立するにはお金が必要です。
企業の設立にお金を出してくれる人が、持ち主さんになります。ここちょっと大切です。

企業は、自分のお財布事情を企業の持ち主さんに報告する義務がありますね。
報告するときには、持ち物情報の報告書として「貸借対照表」、活動状況の報告書として「損益計算書」、手元の現金情報の報告として「キャッシュフロー計算書」等、必要に応じていろんな報告をします。

おさらいを踏まえて減損損失を考える

で、これを踏まえての減損損失にもう一度もどります。

持ち物情報の貸借対照表に買ったものを書きます。
利益出すぞ!って意気込んでかったのに元がとれなさそう・・・っていうのも報告しないといけません。
前回報告した金額から減額して、正直に今の金額を報告します。

持ち物情報の総額が減っちゃっいました。
これも活動内容に書いて報告する必要があります。
持ち物が減ったこと「減損」になります。
これを会計処理するときに「減損損失」ってなります。

身近な減損損失

ニュースを見て「減損損失かぁ。大変だなぁ。」と思っていました。
さて、自分に置き換えてみると。
近くに減損損失がありました!
買ったけど、ひとくちも食べずに賞味期限が切れてしまったお菓子!
買ったけど、1度も着ないままシーズンが終わってしまった服!
ちょっと、考えたくなくってきました。

おまけ

持ち物の価値が減ることに「償却」がありますが「減損」とは違うので別の機会に。

SDGsの「つくる責任つかう責任」が頭に浮かびました。
反省です。うまくコーディネートして着たいと思います。

では。

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