Yayoi KOTANI 2023年3月23日 21:34 安吾、四たび。安吾が肉欲という言葉を使うとき、私にはそれは字義通りの肉欲などではなく存在することの哀しみ、得ることのできぬ愛に対する諦め、永遠を希う心が満たされぬ虚無、そんな心のあらわれであると感じられる。恐らくそんなふうに自動的に安吾を読み替えては、愛してしまうのだろうと思う。 #小説 #文学 #坂口安吾 #哲学研究者のつぶやき #肉欲 #私は海をだきしめていたい #誤読の哲学 #存在の哀しみ #愛の諦め #永遠の不在 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート