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田中角栄さんのすごいエピソード~「使えば使うほど好かれる言葉」より~

こんばんは、チーママやよいです。
数日前に娘が「もうすぐ中間テストだけど、全く勉強をする気がしない、どうしよう・・・」と相談してくれました。
寝る前の弾丸トークの中でのことです。
”おっ相談してくれるんだ”(ちょっと嬉しいママです)
前の私なら”う~ん、とにかくやるしかないよー”とか、ありきたりなことを言っていたかもしれません。
でも、今のチーママやよいは違います。
「そういう時はね、やる気はなくても心を無にして、とりあえず教科書とノートを開いてごらん。やる気が出てから机に向かうのではなくて。そうやって準備して、一字でも読んだり書いたりしたら、案外始められるよ。」と話しました。
娘は反論することもなく神妙な表情で聞いていました。
実際そう行動したかどうかわかりませんけど(笑)
ふだんから、はな子ママのお話を聞いているからこそ話せたことでした。
”はな子ママ、グッジョブ!!”
あっ、失礼しました。”華子先生いつもありがとうございます”でした。
インストールするだけではなく、こうやってアウトプットしていけたらいいなと思います。


東京の書道教室 書道のはな*みち 主宰 スパルタ書道家 高宮華子先生の双子の姉、はな子ママのラジオ番組「はな子ママのお部屋」を聞いて、学んだこと、気づいたこと、感じたことなどを愛弟子兼チーママやよいの独自の視点も加えて書き連ねていきます。はな子ママのお部屋のnote支店としてもご活用ください。

はな子ママ、華子先生のことをもっとお知りになりたい方はこちらにアクセスしてみてくださいね。

書道のはな*みち きれいな字が書けると人生はもっと美しくなる

数日にわたり川上徹也さんご著書
使えば使うほど好かれる言葉
についてお届けしてまいりましたが、
本日最終回。
はい、まだありました(笑)

本日はご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
田中角栄さんのエピソードです!

田中角栄さんと言えば、かつての内閣総理大臣です。
日本の内閣総理大臣の中でもなぜかかなり目立った存在ではありませんか?

田中角栄さんの最終学歴はなんと高等小学校卒です。
高等小学校は現在の中学校1.2年学年に相当します。
それにも関わらず、最高権力者まで上り詰めたことで有名です。

田中角栄さんが大蔵大臣時代、新人官僚に会う入省式でみせたエピソードがあります。
大臣室で、約20人の新人がずらーっと立って待っていました。
そこへ田中角栄が「ややややー」と入ってきました。

すると、角栄大臣は、列の端から新人一人ひとりとちゃんと握手をして、
「やあ、○○くん、がんばりたまえ。」
「○○くん、しっかりね。」
というように、全員の名前をきちんと呼び続けたのです。
一人も間違えずに!

私はこの話を聞いたとき、名札を見ながら名前呼んだのかな?
一人ひとりと握手するなんてえらいなと単純にそう思いました。

なんと違いました。
メモもなく、秘書官からの耳打ちもありません。
並び順もわかっていたわけではないでしょう。
それなのに、角栄さんは、初対面の20人の顔と名前を一致させて一人ひとりの名前を呼んで、励ましの言葉を言ったのでした。

新人のほとんどが東大法学部出身で、国家公務員の一番難関と言われる大蔵省に入ってきたエリート中のエリートです。
だからこそ、ここでどうやってみんなの心をつかむか考えたのでしょう。

よく角栄さんは、
”コンピューターつきブルドーザー”というキャッチコピーで言われることがあります。
常に官僚の写真と名前と経歴が載った調査表を何度も読んで、頭にたたきこんでいたそうです。

学歴で言ったら角栄さんは、う~んとなってしまうような学歴です。
でも、顔と名前を一致させることを角栄さんは徹底的にやっていたのです。エリート中のエリートである新人たちは、これには度肝を抜かれたそうです。

その多くの官僚たちは角栄さんの臣下になり、「すごいね、あの人。」という噂がまわりました。
これで、組織がまとまったというすごい政治家、田中角栄さんのエピソードでした。

昨日もお届けいたしましたが、
人の名前を口にするということは、呼ばれた本人も強い印象を残します。
肩書だけで済ませずに、ちゃんと名前を呼ぶことが大切ですね。

”そうやって、誰かの名前を呼ぶ回数が増えれば増えるほどまわりから好かれますよ”
ということをこの本では教えてくれています。

本日は以上でございます。
みなさまのご参考になれば幸いです。

それでは最後に恒例の

今日の水書き書道のコーナーです!
今日の草書はこちら!
何の漢字でしょうか?

正解はこちら!
まずは行書で

次に楷書で

でした!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

おやすみなさい🌙

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