雑記 531 手塚治虫「ブラックジャック」

画像1 新丸子の子供文化センターに行った。野方あたりでは、児童館と呼ばれている施設。検温をして、ノートに名前と連絡先を書き入れ、後は子供はどの部屋でも興味のあることをして時間を過ごせば良い。書道の先生がいる部屋では、小学生が習字をやっていた。
画像2 たまたま入った部屋の座ったところの後ろの棚に、懐かしい漫画があった。ブラックジャックは、前髪が長く、顔の半分を覆っているが、それが、右半分だったから、左半分だったか、と思って、本を手に取り、パラパラとめくって、読み始めたら止まらなくなってしまった。
画像3 書かれていることは専門的なことで、側索硬化症とか全身性エリテマトーデスLSEとか、45年前に読んでも、私には理解不能なものばかりだったと思うが、時を経ても、全く色褪せていない。手塚治虫という人は並の人ではなかったのだ、との思いを新たにする。物知りで、人間愛に溢れ、先見の明があり、秋田書店が、それを単行本として出版し続けるのも、意義のあることと思う。今私達がコロナの世に必要なことは全て書かれている。

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