就活とは就活ビジネスが生み出した言葉
就活,と聞くと不安な気持ちになる学生が多いかもしれません.
そもそも何故,就活が難しそうに感じる,不安に思うのでしょうか?
もちろん,どんな仕事が自分に合うのかな,内定がとれるのかなという不安があるのは前提として,なんだかそれ以上の不安を学生が感じている気がします.私も学部や修士の際の就活ではそうでした.
「就活が複雑で大変そうに見えるようにすると儲かる人がいるからで,実際はそんなことはない」こう考えると,かなり気が楽になりませんか?私はかなり気が楽になりました.
これだけ毎年多くの学生が就職活動をしていて,なぜその方法が全然分かりやすく,システマチックで便利になっていないのでしょうか?例えば,人が頻繁に使う通販などは,どんどん便利にUIが進化して,スマホで簡単にできるようになっています.
この理由を考えると,私個人の意見ではありますが,就活はビジネスだからではないでしょうか.就活を学生に難しそうで複雑にみせ続けたほうが得をする人たちがいるのではないでしょうか.実際に必要な数以上にセミナーの参加やエントリーをしてもらったほうが就活システムの運用費(企業側が支払う)や広告料で儲かる人がいるのだろうという予想がたちます.
逆に就活がシンプルになり,より短時間で,1人の学生の就職活動(例えばセミナの参加回数,合節の参加回数,エントリーの回数)が減るほどに,これらの就活ビジネスは儲からないことになります.
こう考えると,かなり気が楽になりませんか?私はかなり気が楽になりました.この視点で,様々な就活サイトなどの説明を読むと,自分の中で情報を取捨選択しやすくなります.なぜ,こんなに就活界隈の情報が,不安をあおるのか,あれもこれもと要求してくるのかが腑に落ちると思います.逆に,自分にとってどの活動が必要か見えてくるでしょう.
なお,この就活ビジネスに極力関わらずに仕事を得る方法もあります.例えば,学校推薦を使う,そういう就活サイトを利用していない企業を目指すか,自分で創業するなどです.
是非,状況を俯瞰的にみて,就活を乗り越えてください!少しでも参考になれば幸いです.