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ぜんぜんだいじょばない私

ここ最近は、梅雨の晴れ間かと思えるような晴天が続いていた。

それに反して、心には雲がかかりっぱなしの私。

思い返すと夫のもとに引っ越してきてからの2年弱、
自分のちからではコントロールできないことばかりだった。


私は、自分の人生を思い返すと、総じて「戻りたくない」と思う。
こう書くと、マイナスの印象が先立つが、そうではない。

そのときどきを、全力で生きてきたからだし、全力を尽くしたと思えるように結論付けてきたからだ。

ラッキーだったこともたくさんあるし、良くなるように全力でなんとかしようと努力してきたこともある。そうやって動いてきたんだから、結果が思わしくなくても、頑張ったよ私、と結論付けられるように意識してきた。

後悔したくない、後悔するのが怖い、その一心で。

ただ、結婚してからの2年弱、
同じように努力しても、自分ではコントロールできない事象が多い。


これが結婚なのか、と落胆したくなくて、まだどうにかしようとあがく。


「人生は何があるかわからない」とはよく言ったものである。


そんな中、先月とつぜんの辞令がおり、転居となった。

今のプロジェクトの方がつくまでは異動はないと聞いていたものの、イレギュラーなこともあるそうだ。

スピリチュアル的なものが苦手な私でも、
水に流してくれるのではないか、と期待してしまう。

不安よりも、期待が大きい。

「新しい場所でうまくやっていけるかな 音楽をかけて計画をねりねり」

「たぶんできるはずって思わなきゃしょうがない」



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