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感謝の気持ちを伝えることの大切さを再認識した話

この前、2週間くらい前から続く謎の下腹部痛のある患者さんの腹部エコー検査をした。

患者さんは近くのクリニックを受診していて、抗生剤は処方してもらっていた。
だけど全然良くならないどころか痛みが増強してきたため、少し大きいうちの病院を受診したのだ。

腹部エコーの診断結果は大腸憩室炎だった。

大腸憩室と大腸憩室炎

エコー検査で大腸憩室炎を起こしていると診断できたので、引き続きCTの検査をして大腸憩室炎が確定診断された。
患者さんは即日入院することになった。


その後、別の検査でこの患者さんを検査した時、

『さっきは病気を見つけてくれてありがとうざいました!助かりました!』
とお礼を言われた。

臨床検査技師は縁の下の力持ち的職業なので、陽の目を見ることは少ない。
まして、直接感謝を言われることはなかなかないのだ。

なので、感謝の気持ちを患者さんから直接伝えられてとっても嬉しかった!

仕事のモチベーションも上がったし、なんだか幸せな気持ちになったのだ。


最近、自分自身に関するフィードバックをもらうことがとても有難いと感じていたところだった。

感謝の気持ちを伝えることも、ものすごく良いフィードバックだと再認識したのだった。

そして、ふと自分はどうなのだろうか、周りのひとに感謝できているのかな、と考えた。
できていそうだけど、まだまだ足りない気もする。

という訳で小さくてもありがとうと思ったことにはどんどん気軽にアウトプットしていこう、相手に伝えよう、そう思った春の日のできごとでした🌸

最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨

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