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振り返る前の長めの助走②

新しい図書館のオープンは2011年10月。

入社前か後か定かではないが、「これから図書館でやってみたいこと」についてレポートを提出する機会があり、わたしは実現したいことのひとつに「アート展示」と書いた。

図書館から割と近いところにクリエイターたちが集う河原町という面白い場所があり、当時は月に一回「アートの日」というイベントが開かれていたこともあって、何か連携できないかと考えていたのだ。

同じようなアイデアを出していた人が数名いて、わたしはそのセンスの良いスタッフさんたちと一緒に「アートを図書館に」という展示を企画することとなった。

何のつてもなかったが、ひとまず河原町に足を運んだり、画家として活動をされている方に相談をしたりして、展示に協力してくださる方を探した。

それまでSNSとは無縁だったが、打ち合わせなどに必要だったこともあってFacebookも始めていた。

展示に関しては、河原町の全面協力のおかげで無事に形にすることができ、その後も定期的に続けられることになった。

そして2012年、図書館と書店とのコラボ展示(トライアングルブックフェア)の話が持ち上がる。

たしか当時の副館長からの提案だったと思うのだが(違うかも?)、それぞれの場所で本を読んでいる人の写真を撮って、3か所に写真を展示するというものだった。

依頼する先に選んだのはA書店とB書店。
全く自信はなかったが、ダメ元で相談してみることに。

お話したことはほとんどなかったのでおそるおそる…断られるかなと不安でいっぱいだったのだが、結果、どちらにも引き受けていただき、コラボ展示を実現することができたのだった。










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