私の夏はもう終わり

また夏がきた。
30年前の夏、我が家にはクーラがなかったぞ。
夏休みには扇風機を浴びながら、
お気に入りのJUDY AND MARYの曲を聞いて、
素敵な未来になることを期待していた。
もちろん、夏大好き！な女子中学生だった。
だって、お日さまキラキラしてるし、
プールや海も楽しいし、
可愛いTシャツやワンピースも着られるし、
夏ってワクワクする。
開放的にもなって、ドキドキする出会いもあるかもしれない。
そんな10代、20代を経て、
ただいま40代中盤にさしかかり、
なんだ、この夏の暑さは。
家には冷房中のドアの開け閉めにうるせー旦那がいる。
家事はノータッチ、そのくせ口だけうるさい。

子供たちをこの暑さから守るために、
日々食事での栄養に気をつかう。
水辺はなんだか危険な気配がするから寄り付きたくない。
ギリギリプールは行くけど、目が離せず、結局私が神経疲れ。

今年はもう自分の日焼け止めはつけていない。
もう、焼けたっていいかな、程度の自分扱い。
化粧もめんどくさいから、かなり短縮。
だから、すでに朝からメイク崩れ。
でも、周りの目とか気にしない。

一人の時間がないから、習い事のお迎えの時間を活用するしかない。
そしてこのnoteを書いている。

あぁ、あの頃の夏が懐かしい。
もう二度と、夏大好き！になることはないだろう。
秋が待ち遠しい。
私の人生ももう秋なのだろう。