見出し画像

フロアを揺らし、コンガを叩き狂う。その名はコシタ。

ここ最近、朝の6時になると地獄の番犬ケルベロスのような唸り声が隣から聞こえてきて目が覚める。

コシタである。

ちなみに本人は目を瞑ったままである。

本人は半分夢の中にいるまま、母だけを起こすのがこの地獄の唸り声である。解せぬ。

なんだか冬らしい日があまりないまま、春が来ようとしている。
コシタは春生まれだ。

写真を毎日撮りまくり、家族内写真共有『みてね』で共有したり、途切れ途切れながらでもこのnoteで起こったことを残しているから確かに月日が過ぎていることが確認できるが、正直ここまで毎日夢の中を生きているような気がしていて。

記憶はあるのだが、実感が伴っていない。
毎日目覚めては、隣にコシタがいることに驚く。
(そして目覚めるきっかけは地獄の唸り声)

そんなコシタももうすぐ1歳になる。

想定通り成長はゆっくりさんなので、現在できる動作は両手を同時に使う第四匍匐のようなズリバイ。
そしてベテランドライバーの車庫入れ並みに高速のバック。
(行き先はソファーの下)

そんな感じであまり運動量は多くないが、体重は6.3kgほど。
ハイハイなど運動しはじめるとやせると聞くので、もうちょっと増やしたいところだが、心疾患があるにしては順調だそうだ。

おそらくサイズが3ヶ月の赤ちゃん。
発達は5〜7ヶ月。
そして笑った顔は記憶の中の、当時80歳だった母方の祖父。
歯がないのでおじいちゃん顔して笑う。
歯が生えるのも遅いらしい。

ダウン症の子は心疾患をはじめとした合併症があることが多いので、この1年は病院行きまくり、検査しまくりだった。

出産直後、コシタ入院中にペーパードライバー教習に突っ込んでいった行動は正しく、毎週毎週ロングドライブである。
なお、車庫入れ時の切り返し回数があまり減らないところが残念なところ。

いや、私が残念である話はいいや。

そんなコシタの検査。
先日眼科・耳鼻科といったところで一旦1歳までにわかるところは終了した。

耳鼻科問題なし。
おそらく右も左も聞こえている。

なぜ『おそらく』となるかというと、検査方法が
音がする→赤ちゃんがそちらを向く(→と、おもちゃが動く)
という流れを想定して作られていたのだが、コシタは大変陽気な赤ちゃんでして。
音がすると横揺れで踊っちゃうのです。

その姿はなんというか、フロアを沸かすDJのよう。

横に揺れ、片手を上げ、横に揺れ、両手を上げる。
そこからの「たーたーたーたー!」

Say,Ho!Ho!と言わんばかりの煽り。

右からした音も、左からした音も踊りを誘発していたので、検査的にはOKがでた。
検査してくれた先生とともにニヤニヤが止まらなくなってしまったが、まぁ、ほっとした。

そして眼科。

こちらは見えるは見えているが、やはり遠視きつめとのこと。
0歳にしてメガネデビューすることが決まってしまった。

余談だがハハシタの視力は0.6。
免許的にはギリギリメガネありと書かれていない水準の視力。

ハハシタの嗜好(?)として『何か道具がないと、何かができない』という縛られている状態が嫌いなので、コシタもなんとか、赤ちゃんという視力が成長する段階でしっかりトレーニングして、メガネを離脱させてあげたい。

このメガネ、赤ちゃん用ということでかなり高いらしいのだが、相当の確率でポイ捨てされるらしい。
恐ろしい。

……と、いろいろなことはあるが、大きく何かが制限されるようなものは他にはなくて本当にほっとした。

今のところ食べ物のアレルギーもなく、なんとおむつかぶれにもなったことのない丈夫な皮膚。

以前保育園に入れないのではないか??!!とnoteに書いたが、なんとか保育園に入れることも決定した。


アイキャッチでは座位をとっている姿だが、現在まだ自力で座る姿勢に移行することはできない。
また、ここから寝転がることもできない。

せっせと教えていたら、まさに今日から、パチパチと拍手ができるようになった。

コロナウィルスどころか全ての感染症に弱い恐れがあるので、登園回数は少なめにしたいところだが、親としては子供同士の触れ合い、保育士さんという保育のプロとの触れ合いで発達が進むことを期待している。

さて、母はこれから保育園入園準備をすべく、大量の布とタオルとともにミシンに向き合います。

保育園に入ることで仕事ができるようになるが、保育園に入る準備で仕事できないんですけど……。

いや、ありがとうございます。
よろしくお願いします。(ぺこぺこ)

いただいたサポートはコシタニコシタのオチリを守るステキオムツか、コシタニコシタの笑顔を作るナニカに使わせていただきます!