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ぽっこりお腹にPelvis conditioningと言う観点

やわらぎではPelvis conditioning technique(骨盤調整テクニック)と言う考え方、NSCA認定パーソナルトレーナー兼徒手セラピストの観点から行う運動連鎖を用いた調整法となります。




運動連鎖とその影響

ヒトは動作を行う際にひとつだけの筋肉や関節を動かして目的を遂げているのでは無く、複数の関節が協力し合いながら動いています。

そしてじっとしている時も実は筋肉や関節もその姿勢が取り易い様に強調作用して位置を決めています。



例えば歩き方を変えて見る


さらに分かりやすく言いますと、例えば歩く際にわざと膝と股関節を軽く曲げたまま歩くと分かります、ものすごく前腿や関節が怠いと思います、これは関節が歩くときにふさわしい位置をキープ出来ず無理矢理筋肉で動作を行い目的を達成しているからです。


つまり各関節や筋肉が順序良く身体へ最低限の負荷で使える様に連動して動く事を、正常な運動連鎖が起きているのだと考えます。




ぽっこりお腹と運動連鎖との関係性


では、お腹ぽっこりやお尻の垂れ下がりはどうでしょう?

もし下図左の様に姿勢(猫背→骨盤後傾)をとってしまうとどうでしょう?お腹とお尻は地面に向けて下がります

これは猫背が元で影響された骨盤が後ろへ傾き、お腹の中にある内蔵を支えきれなくなり表にぽっこり、更に骨盤についたお尻の筋肉でも上の部分が少なくなり垂れ尻になります。

左:姿勢が悪くなるだけでぽっこりお腹 右:姿勢が良くなるだけで厚みが減少する、継続して姿勢維持には運動連鎖による筋骨格系の作用の定着が不可欠

対して上図右、猫背が修正され運動連鎖から骨盤も前傾になると、腹横筋が活動を始め内蔵を上に持ち上げ、お尻の筋肉も使える状態になります。


しかし問題点は一度筋肉が使えない姿勢になってしまうと、いくら頑張って姿勢を正そうとしてもそのきっかけを作らないと難しいのでその介助が必要になります。




真の原因を突き止める

もうひとつ問題なのがこの例で説明しますと「姿勢の崩れがどの原因なのか背骨なのか?骨盤自体なのか?また違うのか?」です、どこが本当の原因なのか突き止める必要があり、原因を突き止め運動機能低下や連鎖機能の回復を介助するのをやわらぎがお手伝いできればと思うのです。

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