PMS。悩まずに、指標にしちゃいましょう
PMSがひどい方
その中で、妊活中の方は特に、
まず、PMSが起きないカラダを目指してみましょう。
うまく妊娠できない理由と、PMSの原因は実は同じものかもしれません。
科学ですと、それは何らかの疾患だと言われたりするのですが、中医学では病気ではなく体質のようなものが原因と考えます。原因となるっているその体質を変えると、PMSが小さくなり、自然と妊娠しやすい体に戻っていく可能性があります。あくまでもPMSは、自分の体の状態の目安だと認識してもらうのがいいのです。
その体質というのはどういうタイプがあるのか。
PMSのうち、メンタル症状を
❶イライラがひどい方
❷うつうつがひどい方
で分けてみると対策のヒントが見えて来ます。
❶イライラがひどい方
中医学的臓器のうち「【肝】が炎上しやすい」タイプです。
体の中に火がつくというのはイメージしにくい方もいらっしゃるとは思いますが、
火・炎のイメージ通りのことがおきます。
なので、感情的には「怒り」「イライラ」。
症状は上の方に出やすく、
・顔の肌荒れ赤ニキビ
・目の充血や乾燥感
・こめかみや耳の後ろを中心とする頭痛
・生理前にはおっぱいが張って痛い(走ると痛いパターンも)
・ゲップが増える
・逆流性食道炎的な症状
などが起きます。
他にも、あしがつりやすくなったり、爪が割れやすくなる方もいらっしゃるかも。
肝の臓が炎上すると、
血が焦げ付いてきてしまって子宮にうまく運ばれなくなったり、
気というもの(生命活動エネルギーの素)の巡りが悪くなったりします。
これが同時に起きると、様々なところにコブができたりしますし、
排卵は肝の臓の働きによって起きることになっているので、排卵がうまく起きにくくなる場合もあります。排卵痛にもつながります。
肝が炎上する1番の原因はストレス。
と言いますか、
自分を締め付けること。
つまり、我慢をしすぎること。
なので、このタイプのPMSのある方は、
少し自分をいじめすぎてないか
振り返ってみてください。
続いて食養生。
・肝の炎を消火しましょう
あさり、牡蠣、クチナシは消火剤レベル。
お水で消火するレベルは、セロリ、せり、春菊、すもも。
桑の葉のお茶もいいです。マルベリーの名前でハーブティーとしても売られています。
・肝が燃えにくい状態にしましょう
クコの実、イカ、黒胡麻、辺りが手に入れやすく比較的チカラの強いものです。
それから、金針菜で血の熱をとり、夜の間に肝を冷やしてあげるのもいいですね。
・気の巡りをよくしましょう
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