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牡蠣のチカラ

私は実は貝類が苦手だということが最近判明しました。
以前から、鮑がアレルギーなので、会食の際には流れで貝類全般を避けられがちではあったんだけど。大アサリがあれば頼むし、お寿司屋さんで貝汁飲むし、嫌いではないと思っていた。けど、赤貝、みる貝、鳥貝などはできれば食べたくないし、食べたこともほぼない。アラ汁と貝汁があればアラ汁を注文するわ。と気づいてきた。
貝類は好きじゃないらしい。
で、その貝類の中でも、わたし的当たり外れが大きいから敢えて頼まないもの。
それが、

牡蠣

なのです。
美味しい岩牡蠣、カキフライ、食べたことあります。あれは本当にうまい。本体部分のミルキーな感じとミネラルの味と匂いが、悪くないんです。滋味。周りのひだ部分の食感も含めて楽しい。
しかし、美味しくないカキフライは気持ち悪くなるし、美味しくない岩牡蠣は吐きそうになる。ほんとごめんなさいって思う。だから、じぶんからは絶対に頼まない。
それがあろうことか、先週は3回も牡蠣フライを食べることに。1回目は、ミネラル摂っとこうかなと思って、エビフライとカキフライのセットを自分で注文。
2回目3回目は外食で、メンバーが注文した中にいた。これは、きっと、食べておけという神様の思し召し…。2個ずつくらい頂きました。
久しぶりに連続して食べたので、産地の違いもうっすら。割と三重県産のが好きかもしれないことがわかって、収穫でした。ちょいと身が詰まってる感じする。

牡蠣の薬膳的効能は滋陰補血・安神補虚・平肝。

陰の力を体内で増やし、結果的に血が補われる。陰血の力でそわそわが減り、精神が安定してくる。陰血は体の中の物質の基本だから、足りない部分が補われてくる。また、陰血が足りなくなりがちな肝の臓が落ち着いてくる効果もあるよ。

という感じです。ここから更に、陰とは?血の働きは?肝は何をする臓?ということをつないでいくと、もっと具体的な働きが見えてくるわけです。

わしは、貧血までは行かないけど赤血球の数はいつも少なめだし、双極性障害もちだからなんかあるとそわそわするし、牡蠣食べておく方がそりゃいいわな、と。
牡蠣以外にも、安神と補血の力を併せ持つものあるのかなと調べると、豚のハツ・アーモンドでした。栄養的にも共通点あるのかしら。

今回はカキフライ2回とも割とおいしかったのでよかったですが、ハズレをひきたくないので、代わりに、こまめにアーモンドを食べることにします。

年末に向けて寒くなってくるので、散寒、温中、補陽と理気を忘れずに。真呼吸もしっかりしていきましょうね。
それでは!

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