不登校になった

中学校一年生の時はなんとか通学出来ていたが、二年生になってとうとう事切れた。

無気力になって一ヶ月位は寝てばかりいたと思う。

当然母親や先生は学校に行かない私を物凄い剣幕で責めるのだが、もう何もかもどうでもよくなっていたので何とも思わなかったし、何も感じなかった。何も考えられなかった。

だだ、近所にあった男子校のチャイムと休み時間毎に担任がかけてきた電話のベルが非常にうるさかった。

この時だけは必死に指で耳を塞いでいた。