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君が知っているこの世界の遊び方を教えて。

夏にインストの楽曲を聴きながら歩くと蝉が歌ってくれるみたい。

蝉ってやっぱりずっと歌ってたんかー。

そんな事にときめきながらスーパーまでの道を歩く。

いつもの道に新しい気付き。

そういうものに出逢える事が嬉しい。

毎日にときめいていたい。

そんなときめきは、ふとした瞬間に訪れる。

青い空に浮かぶ入道雲の形に驚いたり
飛行機雲の行方をぼんやりと眺めてみたり。

今ここにしかないものって想像以上に沢山あるんだなぁって思う。

そういうモノのひとつひとつに耳を澄ましていたい。

イヤホン越しに蝉が歌っている。

いつも聞いていた楽曲が違う音楽になる。

蝉は何を歌っているのだろう?

そんな事を考えながらスーパーまでの道を歩く。

時々立ち止まって耳を傾ける。

目を閉じる。

知らない景色が拡がる。

君が知っているこの世界の遊び方を教えて。

そんな話は
生きてきたから出来るのだと思う。

こどもみたいな事は
大人になってから活きる。

不思議だ。

それが生活なんだろうか。

繰り返していく事、それは同じ事では、ないんだよなぁと思う。

同じ事が違う事を気付かせる。

それが繰り返していく事のような気がする。

君が見つけた言葉の真理を聞かせて。

日々は、手紙を綴っていく。

大切な人へこの瞬間も。






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