業界歴10年のプロが教える!売れないアイドルと売れるアイドルの違い3選
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業界歴10年のプロが教える!売れないアイドルと売れるアイドルの違い3選

やわらかゆーすけ@アイドルプロデューサー

みなさんは「売れるアイドルと、売れないアイドルの違い」ご存知ですか?

・飛び抜けて可愛いこと?
・歌やダンスが上手なこと?
・カリスマ性の有無?

いくつか思いつくとは思いますが、実際に業界で働くプロデューサーやスタッフに聞くと、みなさん一律にこう言います。

『しっかりしてる子』が売れますね。

歌や外見、カリスマ性やオーラではなく、まず『しっかりしている事』が一発目に出てくる。これは一体どういう理屈なのか?

あらためまして、こんにちは。アイドルプロデュース歴10年、現在はアイドル事業+エンタメ業界のライブ配信サポートを行う会社を経営している「やわらかゆーすけ」と申します。

今回はアイドル・芸能業界で生き残り、プロデューサーとして今も現役で活躍する私が『売れるアイドルと、売れないアイドルの違い』について、中の人目線で語ります。

1:楽屋が汚いアイドルは売れない

みなさんは、こんな噂を聞いた事はありませんか?

「楽屋の使い方が汚いアイドルは売れない」

芸能業界では、もはや定説となっている『楽屋汚いアイドル売れない説』ですが、これは噂ではなく事実です。なぜ楽屋が汚いとアイドルとして売れないのか? 理由を説明します。

アイドルが楽屋を使い終わった後、スタッフが掃除をします。そのスタッフは清掃会社の人ではなく、業界の下積み…事務所の新入社員であったり、事務所のアルバイトだったりします。

当然、そこで楽屋が汚いと「あのアイドル、意外とだらしないんだなぁ」という印象を持ちます。

スタッフは色々なアイドルの楽屋を掃除していますから、当然、キチンと綺麗にして楽屋を出るアイドルもいるわけで、楽屋の使い方が汚いアイドルの印象は悪くなります。

で、ここからが重要。芸能業界は狭い上に噂話のまわりが早いです。

「あのアイドル、楽屋がすげぇ汚くてさ…掃除大変だったんだよ」と掃除したスタッフが愚痴を吐き、それがスタッフ同士、そこを超えて他社の所までダラダラ巡っていきます。

すると「あいつはだらしない」という印象が様々な所に残ります。すると企画などが立ち上がった時に、事務所が「次回の番組、この子どうですか?」と営業しても

(この子、だらしないって噂のある子だよな。適当な仕事されたり遅刻されたら困るし、別に特別ファンが多い訳でもないし、今回は見送ろうかな)

と依頼主に不安に思われ、はじかれてしまいます。

そんな風に仕事がはじかれると、事務所側も「この子、プッシュしても、あまり仕事取れないな」と感じるようになり、ジワジワと仕事が無くなっていく…

これが『楽屋が汚いアイドルは売れない説』の真実です。とても小さな事ですが、その小さな悪印象が自分の足を引っ張ってしまう。

一般的なお仕事でも当てはまる事ですが、芸能業界は特に『印象』が非常に重要になる世界なので、楽屋が汚いというだけでもライバルに蹴落とされる要因になり、それが致命傷となるのです。

・お菓子のゴミを放置しない(ゴミはゴミ箱に捨てる)
・メイクの道具はちゃんと片付ける。
・チークの粉など化粧で出たゴミを散らかしたままにしない。拭く。

まるで「小学生のしおり」みたいなアドバイスですが、アイドルは印象が命。だらしないアイドルと思われないよう、綺麗に楽屋を使うことを心がけましょう。

2:オーディションをドタキャンする人は売れない

アイドルになるためには、事務所に入ってグループとしてプロデュースしてもらうのが一番の近道です。

しかし、そのオーディションでドタキャンをする人がいます。

「気が変わった」
「他のオーディションに受かった」
「やっぱり面倒くさくなった」

理由は様々ですが、一言お断りの連絡を入れずドタキャンした場合、とんでもない事がおこります。

それは『あいつドタキャンしたよ』という噂が業界内で広まること。

また噂かい!と思うかもしれませんが、この業界、とにかく狭い。狭い上に横のつながりは強いので、ドタキャン情報はどこからともなく巡ってきます。

オーディションをドタキャンした子が、別の事務所のオーディションを受けた時、名前を聞いて「あれ? この子、前に○○の事務所ドタキャンしたって聞いたなぁ」と悪印象を持たれて落とされたり。

仕事を受けられるようになって、さあアイドル業も軌道にのってきた!という時に、ドタキャンした事務所の社長やスタッフに見つかって苦い顔をされたり。

(当然、そこ経由の仕事は来なかったり、その事務所からドタキャンの噂が広がって仕事を別の子に取られたり…)

オーディションをアルバイトの面接みたいに「バックレてもいいや。二度と会わないし」と思ってはいけません。芸能の世界はとにかく狭い。そのうえ礼儀を求められる。

オーディションをドタキャンするのは絶対にやめましょう。せめて一言、お断りの連絡を入れましょう。

3:挨拶しないアイドルは売れない

「おい、そんなの常識やないかい!」と突っ込まれる事は重々承知ですが、言わせて下さい。挨拶しないアイドルは売れない。

私が見てきた中で、売れるアイドルって会場設置に来た日雇いのアルバイトの方にもキチンと挨拶するんですよ。

特に、駆け出しの頃は「アイドルをやらせて頂いてる」「ステージを組んで頂いている」「今の私に出来ることは少ないから、せめて挨拶だけでもやる」といった心構えがある。

こういうのって、ちょっと昔気質で古臭いな~、どうでもいいじゃん!と感じる人も多いと思うんですけど、泥臭い芸能界で生きていくなら絶対に必要です。

売れっ子アイドルが挨拶一つでファンを増やしたエピソード

挨拶に関して、こんなエピソードがあります。守秘義務があるので実名は出せませんが、昔、駆け出しのアイドルが会場設置に来ていた日雇いのアルバイトの人に元気よく挨拶をしました。

すると、その人は「え?このアイドル、おれみたいなバイトにも頭下げて挨拶するの?すごいな。ちょっとSNSフォローして応援してみようかな」とファンになってくれたそうです。

そこから更に、その人が友達に広めたり、Twitterでフォロー&シェアをして広げてくれて…たった一人に挨拶をするだけで、そこからファンの輪が広がっていったそうです。

また、他の例では、小さな会場で挨拶したアルバイトやスタッフが、数年後に企画屋さんになっていたり偉い人になっていて、そこで「あの時、印象が良かったあの子に仕事を投げたいな」と思ってくれて仕事が飛んできた…等々。

こういう挨拶が仕事やファンを運んでくるケースって、意外と多いんですよ。だから挨拶大事。挨拶は、人に可愛がってもらう第一歩です。しかもタダで出来ちゃうので、立派な仕事、武器なんですよ。

しかし、売れないアイドルは挨拶をしません。人見知りとかじゃなくて、なんかこう「しなくていいっしょ」と舐めてしまっている。その油断に足元をすくわれて、挨拶できるアイドルにコンペで負けてしまう。

芸能、広告、こういった業界は古臭く、体育会系です。そういうの嫌だなぁと思う人もいるでしょう。

しかし、逆に考えれば「タダで出来ちゃう挨拶で、ファンを増やして仕事を増やして、ライバルを蹴落とす事ができる」と考えれば、挨拶が立派な武器というのも理解できますよね。

挨拶、手抜きをせずに、しっかりやっていきましょう。挨拶が苦手な人は、その事をスタッフやメンバーに伝えて、最初は一緒に挨拶するのをオススメします。慣れれば簡単です。

まとめ:売れたいなら基本の礼儀を大切にしよう

いかがでしたか?「業界人の割に大したこと書いてないじゃないか!」と物足りなさを感じたかもしれません。

しかし、アイドル業界、そして動画配信業界で10年以上食ってきた中で、最終的にアイドルも信用商売なのだと…つまり『信用』が一番大事ということを身にしみて実感しました。

信用を得るには、礼儀が必要。つまり一緒に働く人に気をつかえて、時間を守って挨拶して、ちゃんと掃除をして次の人への負担を減らして。

そういう小さな気遣い・心遣いができて、はじめて事務所にプッシュしてもらえる。仕事を回してもらえる。ファンに「頑張れ」と言ってもらえる。それが本質であり、売れるアイドルの秘密なのです。

他人に気を使える、礼儀作法を身につけていれば、当然、ファンにもそれが伝わって『あなたが推しです』と言ってもらえる。

美人とか、カリスマ性があるとか、パフォーマンスが凄く良いとか、そういった要素もあるけれど、最後は根っこの人間性が求められます。

アイドルを目指している方、いまアイドルで仕事を請け負っている方は、ぜひ今回取り上げた『売れないアイドルがやっていること』をやらないよう、心がけていきましょう。

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やわらかゆーすけ@アイドルプロデューサー
アイドルプロデュース(制作、ディレクション、プランニング)10年、芸能に関わるPRを行ってきました。 映像も10年扱っており、現在は企業/エンタメのライブ配信制作・動画制作を行なっています。