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「毎回ゲストが桃太郎になっちゃう!?」と噂の社内イベントに感動!

どうもこんにちは!

やわデザnote編集部、ではなく只今「目的地は鬼ヶ島」ファンが記事をジャックしています。イベントを視聴した社員のおもちです。

社会課題って身構えちゃう~って方、そもそもどんな困りごとがあるんだろう~って方に、おなじみの昔話の「桃太郎」を思い出すくらいのカジュアルさでおすすめしたいイベントがあるんです。冒頭のサムネイル画像にある言葉もすべて参加者の感想なんですよ、わくわくしますね!

それが富士通グループの中で大きな反響を生んだこちらの社内イベントです!以下の予告ムービー(35秒)もありとっても本格的。

どうですか?なんだか面白そうと思った方向けに、本noteでは、イベントのアーカイブ映像とともに「目的地は鬼ヶ島」の魅力をどーんとお伝えします。

「目的地は鬼ヶ島」おすすめポイント🍑

① キャラクターのクセがスゴい😄

なんといってもこのイベント、進行役を務めたお二人のキャラクターがめちゃくちゃ強い。運転手のヤマカワはどんな社会起業家のストーリーも「桃太郎」になぞらえて聞いてしまうし、謎の常連客メグはゲストの紹介をしながらも「デザイン」に関連する話には目がありません。いつの間にか桃太郎にも詳しくなる不思議なイベント・・・!

②「わからない」でも大丈夫👍

そもそもが「楽しめる」ように企画されたというこのイベント、本当に社会課題についての知識がなくてもゲストと進行役ふたりの掛け合いを楽しく覗けます。特に運転手のヤマカワも「知らない・わからない」からスタートしているので、自分の気持ちを代弁してくれているかのように感じることも。

③ 幅広い分野の課題が身近になる💖

桃太郎ことゲストの取り組みが多種多様で、どの回を聞いても飽きません!それだけじゃなく、会話の中でゲストが社会課題に関心を持ったきっかけや挑戦した話を深掘りするうちに、「あれ?ゲストも最初は私たちと同じように普通に生活してた人だ」と親近感が生まれるんです。あなたもお話を聞き終わるころには、難民や児童労働をしている子ども、テロリストですら、以前とは変わって見えていることに気付くはずです!

どうですか?なんだかおかしな企画だなと思っていただけた方、その通りです。

ここからは各回の魅力をお伝えしたいと思うので、気になった桃太郎のエピソードをぜひ動画でもご覧になってください!

1. 日常と非日常の融合!人と人を繋ぐ「演劇ごはん」って?

料理好きな元理系男子である小濱 晋さんが、演劇界に一石を投じたお話です。

そもそも「演劇ごはん」ってなに?と思っていたのですが、演劇とレストランを融合させて、ご飯を食べている観客たちも空間にいることで演劇の一部になれるそうなんです。観客の反応でストーリーが変わるなんて、新鮮で気になりませんか。個人的には小濱さんの「人生一おいしかったピザ」が気になって仕方ない筆者です。

2. もらった恩は次の人へ。「恩送り」から始まったサンタさん活動とは

NPO法人チャリティーサンタ代表の 清輔 夏輝さんは、「サンタを待っているご家庭」と「サンタになりたい大人たち」をつなげ、クリスマスイブの夜にプレゼントを届けに行く活動をしています。

「おじいちゃんになってもやりたいことは?」という質問から今の活動にたどり着いたそうなんですが、きっと視聴者みんなが「自分がやりたいことは…?」と振り返ったに違いありません。やりたいことに突き進んで、仲間は後から見つけていく桃太郎スタイルは、これから何か始めたいと思っている方の勇気になるはずです。

3. 高齢者のリハビリをスポーツに!誤嚥性肺炎を防ぐ新競技ができるまで

グッドネイバーズカンパニーの清水 愛子さんは、高齢化が進む地域の健康づくりに取り組むため、口まわりの筋力を楽しく鍛えるスポーツ競技大会「くちビルディング選手権」を生み出します。

誤嚥性肺炎?くちビルディング?と聞いてピンときていない方も、口の上に「のり」をはって舌でぺろっと取れるかという競技を3人が試しているのが面白いので、まずは動画を見てみてください。おうちでも簡単にすぐ試せるはずです。お年寄りだけではなく、マスクで口周りの筋肉が弱まっている人は要注意だそうですよ・・・!!

4. 難民になる背景を知っていますか?難民も活躍できる日本社会へ

NPO法人WELgeeの渡部 カンコロンゴ 清花さんは、難民認定の難しい日本で、難民が企業に雇用され「就労ビザ」で日本にいられるようにするための支援をしています。

バングラデシュに2週間いる予定がなんと2年になったという渡部さん。「政治犯って聞くと怖いけれど、実際は独裁政権に異議を唱えた人かもしれない」という話にハッとさせられました。想像力で固定概念を超えられるのか!?と考えさせられます。

5. 誰もが孤立しうる社会で、「漂流する妊婦」さんたちに居場所を!

特定非営利活動法人ピッコラーレの中島 かおりさんは、妊娠にまつわる全ての「困った・どうしよう」に寄り添っています。
 
第二子を出産した際の、助産師さんの「今からでも(助産師に)なれるわよ」という言葉で本当に助産師になった中島さんのエピソードにびっくり!

「目的地は鬼ヶ島」では中島さんの柔軟な挑戦に驚かされることが本当に多いんです。妊婦さんの抱える問題は、自分も当事者になりうることだなと真剣に聞いてしまいました。

6. マイノリティだけじゃない。LGBTQから考える多様性はみんなの選択肢を増やす

認定特定非営利活動法人ReBit(リビット)の藥師 実芳さんは、LGBTQを含めた全ての子どもが、ありのままで大人になれる社会を目指し、小学校の先生向けの研修や教材づくりに力を入れています。
 
あなたにも自分と違うものを怖いって思う気持ち、ないですか。G7(主要7ヵ国)の中で唯一同性婚が認められていないなど、国連から何度も是正勧告を受けているという日本だからこそ知りたい話が盛りだくさんです。

知っているようで知らないLGBTQについて詳しく知りたい方はぜひ動画をご覧ください!

7. 消費者である私たちが、児童労働の子どもを苦しめていませんか?

特定非営利活動法人 ACE(エース)の岩附 由香さんは、義務教育を妨げる労働や、法律で禁止されている18歳未満の危険・有害な労働である児童労働をなくす活動をしています。
 
「児童労働は遠い国のかわいそうな子どもの問題ではなく、消費している自分たちの問題でもある」という言葉がぐさりと刺さりました。自分が今日食べたもの、そして着ている服はどこから来ているんだろうと、きっと知りたくなるお話です。

8. 途上国の子供たちの夢を広げる「移動映画館」とは

NPO法人World Theater Projectの教来石 小織さんは、途上国の学校や村の広場に即席の映画館をつくり、子どもたちに映画を届ける活動をしています。

ゲストの引き寄せ力がすごい!やなせたかしさんや斎藤工さんとつながって活動を広げていくストーリーは、是非実際に動画でご覧ください。

ぐいぐいリードするリーダーとは異なり、周りの人が共感しながら望んで巻き込まれていく桃太郎の姿を学べます。

9. 命を狙われながらも、テロリストの若者の脱過激化を目指す活動とは

NPO法人アクセプト・インターナショナルの永井 陽右さんは、主にソマリアやイエメンで、紛争地のテロ組織に所属する兵士に対し、投降の促進と社会復帰をサポートするという活動をしています。

今も命を狙われているというゲストの生の声が聴ける、神回との呼び名も高い本シリーズの最終回です!「テロリスト=悪」と決めつける思考がどんでん返しを食らいます。そもそもテロリストなんて馴染みがなさすぎて想像もできないよ!という方にも、ぜひ記事を読んでいただきたいです(残念ながら、動画の公開はありません)。

やわデザnote編集部より

ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。

本記事は、「目的地は鬼ヶ島」の魅力をこれまでとは違った角度からお伝えしたいと考え、イベントを視聴してくれた社員の方に記事の執筆をお願いしました。

各回のnote記事もありますが、文章だけではイベントの面白さを十分に伝えきれないので、ぜひ動画をチェックしてみてください!

本イベント「目的地は鬼ヶ島」は9回で終わりでしたが、「このイベント面白くてためになる!」と思った方は、「スキ」のクリックや、本noteをフォローしていただけると嬉しいです。

次回があればまたお会いしましょう!

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