無にみえる生活5

 6月に入りました。最近はまさか自分が、と思うほどの昼夜逆転の生活リズムになってしまっています。夜24時までには布団に入るのですが、日中の眠気が強く、朝起きて、ゴミ捨てを終えたら一度畳んでラジオ体操もした後であっても、横になってしまいます。そういう日が1週間近く続いてしまい、ヨガマットと下布団の間であったり、横になれたらなんでもよくて、布を引っ張り出してその上で眠ったりをしていました。
 椅子に座ったまま眠る日も多かったです。眠りが日中に強く、起きたら夕方になっており、それから食事をとる場合もあれば、朝食事を取っていた場合には食事を取らずにしばらく机に向かったり、Youtubeをみたりして時間を過ごしていました。夜は夜で布団に入り、日中より夜の方が眠りが浅くて熟眠感がなく、朝5時から6時になって、ようやく眠気が襲ってきます。
予想していた形の昼夜逆転と違っていて、夜は怖い夢を見ることが多く、眠りも浅いため寝ている意味があるのかわからないのですが、5月最終日の昨日、一日何も食べずに今日まで寝ていたため、やっと抜け出しました。

朝起きて、朝ごはんを久しぶりに食べました。それから、掃除と洗濯として、片付けも捗りました。
やることに集中して迎えられて、14時や15時でも眠たくないのは久しぶりです。
片付けで体を動かしたのが良かったのか、とことん寝たのが良かったのか、わかりません。ただ、抜け出せて良かった、と思いました。

 寝ている時間は、何もできないですし、何も吸収もできなければ、何も作ることも描くことも、料理をすることもなくて、何にもなりません。
休息というよりも、体力の問題なのか、不調だったのかな、と思います。写真を撮ったりすることもなく、自炊もしなくなり、お酒を飲む欲求が大きくなるので、最近不調な時がなんとなくわかる時が増えてきた感じがします。考えることに頭が働かず、受け身にみれるものしか目にしないことが多い1週間でした。なので、動かないことは生み出さなくて、いつもこわいな、と思います。

 5月30日に表参道の個展に行きました。九州での友人がファンで、たまたま東京に来た時に声をかけてくれたので二人で行きました。普段テレビを見ないため、個展をする人自体にはあまり詳しくなかったのですが、前日少し情報収集をしました。
誘ってくれて嬉しくて、夕方からの個展を見た後に一緒に食事をして色々話をしました。
終電までたくさん話をして、また会いたいね、と約束をして別れました。
3、4年ぶりだったのですが、楽しい時間を共有できる人がいて良かったです。
それから、個展で吸収したこととして、デジタルであっても、アナログであってもどちらをやってもいいんだ、一つに決める必要がない、ということです。
 個展の作品は線が綺麗で、勢いがあって、その人の好きな感じ、というのがわかる展示でした。好きなものに自分の世界の好きなものをテーマに入れ込むのが上手でした。また、若い方も多くて、写真映えするような立体物だったり、フォトスポットを入れている点が良かったです。それから、写真を撮ってはいけないエリアで自分の良さを知った上での写真や展示、限定的に見れる絵の展示があって、一度で満足できる展示になっていたと思いました。

 過去によつばとの原作展示会に行ったときも、見せ方に似たような部分があったので、楽しみながら過程も見せてくれる展示は描いている人の作品と、見ている人に伝わる工夫がされていて興味深かったです。

今回の個展では、デジタルの方でも、たくさん描いたんだろうな、というのが伝わってきました。一つを完成させること、愛着を持って自分のキャラクターを動かしていこうと次に繋がる楽しんでいる姿は、すごくいいな、と思いました。

今週の土日からまたZOOMでの授業が始まるので、なんとか昼夜逆転を戻しつつ、手を動かしていこうと思います。また、別の試験もあるので、そちらも取り組みをして備えていこうと思います。
今日は掃除ができたのが大きかったです。
6月もできることをどんどんやっていって、後悔のないよう生き延びていきたいです。


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