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レベル2:スラスラと読める文を書く(3)

「書くことが仕事じゃない人のための、活動の魅力が伝わるライティング講座」のレベル2では、以下の5つのポイントを紹介します。

  1.  文中の"間違い"に注意

  2.  語順に注意

  3.  読点を効果的に使う

  4. 漢字・ひらがな・カタカナを効果的に使う

  5.  文の長さと順番を工夫する

今回は「3.読点を効果的に使う」について解説します。


読点がなくても読めるけど……

以下の例文は、どちらが読みやすいでしょうか?

E.司書が図書館で先週末に子どもたちに絵本を読みました。
F.先週末に図書館で司書が子どもたちに絵本を読みました。

多くの方はFだと思われますが、前回のnoteを読んだ方は、その理由も分かるはずです。いつ・どこで・誰が・誰に・何を・どうしたの順にすると自然で読みやすくなるよ、というお話でした。

この文ですが、読点を打つとさらに読みやすくなります。読点とは、文の途中に打つ点()のことです。

E. 司書が図書館で先週末に子どもたちに絵本を読みました。
F.  先週末に図書館で司書が子どもたちに絵本を読みました。
F2.先週末に図書館で、司書が子どもたちに絵本を読みました。

E → F → F-2 の順に読みやすくなっていると思いませんか?

読点を打つべき場所は?

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