志野流香道 特別講座 聞香体験(AM)
11月3日、西区。住宅街に紛れながらも存在感を立派な門構えに出迎えられ、志野流香道の次期お家元による聞香体験に参加をさせていただきました。
香道の歴史や香木の説明を、ユーモアを交えてお話くださったのは前半。後半は何の香りかを当てる組香という遊びを行いました。
今回の組香は3種類の香りがあり、この名付けは古今和歌集や新古今和歌集の和歌から取られているそうです。同じ名前は使用不可だと教わりました。この世に一つとして同じ香りがないのは、それぞれ同一の内容を語っていたとしても全く同じものにはならない和歌と重なり面白く感じました。
参加者たちは真剣に取り組んだ組香に一喜一憂しながらも、お稽古では全問正解であれ0点であれ、平常心を保つことが重要というお話に頷いていました。
歴史の中で埋もれず今も繋がっている香道を体験し、長い歴史の一端に少しだけでも触れられた気がします。
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レポート:毛利 写真:ごとう
■レポートしたプログラム
■まちなか寺子屋
■やっとかめ文化祭
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