植物園の歴史散歩 〜約7,000種類の植物と84年の歴史をめぐる〜
東山植物園は、長い歴史・7000 種に及ぶコレクション・来場者数の多さから、日本で有数の植物園です。10 月 29 日、元植物園長の森田高尚さんと、植物園の歴史をめぐる散歩に出かけました。
まずは伊藤圭介記念室へ。名古屋に生まれ我が国第1号の理学博士である伊藤圭介の資料が収められています。植物学者としてのみでなく、医学・博物学にも多くの業績を残した郷土の偉人について学びました。
歴史的建造物も見過ごせません。温室前館は、現存する日本最古の公共温室、国の重要文化財に指定されています。この春、昭和 12 年の開園当時の姿に復原されました。「東洋一の水晶宮」と称された美しさを味わえます。
また、移築された武家屋敷門や合掌造りの家、鎌倉期に須恵器を焼いていた登り窯の展示も。この地域の伝統文化を感じました。
そして、園内の至るところに、年を重ねてきた大木を見ることもできました。多くの人々の尽力によって、今の東山植物園があることを知るひとときでした。
レポート:こんどうあきこ 写真:久田
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