見出し画像

なぜ名古屋は芸処となったのか?

11月8日午後2時から、七五三で賑わう熱田神宮の文化殿にて開催されました。

講師の安田文吉先生は、昭和20年生まれとは思えぬ矍鑠とした弁舌で講義をなされ、朗らかな笑いもあり、時折、辛口のコメントを差しはさみながら、二時間にわたり聴衆を引き込みます。熱田出身で、幼少期の境内地でよく遊んでおられた先生は、この地こそ神事芸能の発祥地であると、思い入れたっぷりに語りました。

画像1


結論としては「山、川、海に囲まれた、肥沃な濃尾平野。名古屋は生産性が高く経済力があった。芸を教える人、習う人、支える人が大勢いたから、芸処と言われるまでに文化が栄えた」とのこと。

画像4

画像4

先生が出演された「にっぽんの芸能」を視聴した後には、西川千雅ディレクターが飛び入りで登壇。「日本舞踊西川流も、豊かな土壌があったからこそ、江戸から名古屋に移ってきた」と話しました。

閉講後に、サイン会も行われ、充実した時間でした。

<レポート:ほった、カメラ:ゆか>


■今回参加したまちなか寺子屋

■まちなか寺子屋

■やっとかめ文化祭


【やっとかめ文化祭2020】
2020/10/24(土)〜2020/11/15(日)
参加方法はプログラムによって異なります。
詳しくはやっとかめ文化祭公式ウェブサイトよりご覧ください。


 





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?