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妖怪愛好家とゆく!名古屋百鬼夜行ー尼ヶ坂編ー

名鉄瀬戸線の尼ヶ坂駅から始まるこの町歩き。
普段馴染みがなく、且つ無人駅であるこの界隈は、降り立つとこんもりとした木立が広がっており、それだけで妖怪が出現しそうな雰囲気です。

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その木立は、尼ヶ坂という公園で実は、名古屋城の方角から鬼門の位置に立っています。成る程それで妖怪が入り込み易い土地柄なんですね。

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もう1つ特筆すべきは、尼ヶ坂は東区と北区を隔てる境界線である事。坂を登ると白壁に代表される武家屋敷、坂を下ると庶民の住まう下町。この格差ゆえに身分違いの恋物語がまことしやかに語られました。

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権現小町と呼ばれた女性は、尾張藩の武士と懇ろになり、逢瀬を重ねました。それこそが私たちの訪ねた尼ヶ坂でした。蔵王権現を祀った片山神社は無数の木に囲まれ秘め事にはぴったりで、妖怪をも潜んでいそうな佇まいでした。

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参加者はリピーターも多く熱心に案内人の島田先生の話に聞き入っていました。

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〈レポート:まいづー、カメラ:ちなつさん〉


■今回参加したまち歩き

■まち歩きなごや
https://yattokame.jp/2020/machiaruki
■やっとかめ文化祭
https://yattokame.jp/2020/

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