近代建築好きとめぐる、甘強酒造と蟹江町南部の近代化遺産
秋晴れとなった10月29日のまち歩きは,名古屋市バス「河合小橋」停留所を出発して名古屋市のお隣の蟹江町内をめぐりました。
「細い路地が好き」と語るガイドの杉田義也さんに連れられて歩くのは,やはり細い路地が多め。近代建築のさまざまな造形物を杉田さんの視点で見つけていきます。
地元の人にもあまり知られていないという旧銭湯の内部に特別に入らせていただいたり、水郷のまち・蟹江町の真ん中を流れる蟹江川に閘門があったことを示す遺構を見学したり。謎の鉄骨やコンクリート塊の正体は,こうして教えていただかないとわからないですね。
やがて本コースの目玉でもある甘強酒造へ。山田社長に工場内を案内していただいたほか,本社事務所の建物内を探検させていただきました。参加者さんそれぞれに気になる部分をチェックして楽しまれていた様子。屋上から望む蟹江町の景色も格別でした!
ところで今回歩いた路地沿いは,興味深い瓦にも溢れていました。実はこのレポートの筆者は,11月12日の「瓦女子とゆく瓦さんぽ」のガイドでもあります(そのため杉田さんに瓦の解説を突如求められる場面もありました/笑)。過去に蟹江町で瓦さんぽを実施したこともありますが,こんな路地には入り込んだことがなかったので,新たな瓦スポットも教えていただけて実に収穫の多いまち歩きでした。
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レポート:わきた 写真:
■レポートしたプログラム
■まち歩きなごや
■やっとかめ文化祭
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