やっと二級建築士試験が終わった
本格的に二級建築士の勉強をして10ヶ月
とても濃い時間でしたがやっと合格をすることができました!!
学科の勉強や自己採点した結果までは日記にしたのですが製図の勉強を始めてこのまま日記に残していったのに合格できなかったらどうしようという思いに駆られ日記にすることを辞めてしまいました。
ですが、結果が出たので二級建築士の製図勉強や今の気持ちなどを振り返って行こうと思います。
学科試験が終了して2ヶ月後に製図試験。学科の合否がわからないまま製図試験の勉強が始まりました。今年の課題は保育所ということで例年の住宅兼店舗ではなかったので不安でしたが、とりあえずやるしかない!という気持ちで始めました。
久しぶりに図面を書いたので初めは思い出しながらで時間がかかりました。また、保育所は小さい子供が使うので法規に沿った階段の大きさなどの安全性、健康で快適に過ごせるように採光や換気に気を付けたりと普段意識してないところまで細かく設計をしないといけないであったり、構造では、柱のスパンは?梁の太さ、間隔は?と初めて勉強する事ばかりでなかなか吸収する事が出来ず焦り落ち込みました。
コロナ禍でどこかに出掛けて息抜きをする事もできず早く解放されたいと思う気持ちや周りの出来の速さに焦ることも多くありましたが、時間がないので手を止める訳にはいかずただ毎日図面を書くことに徹底し、添削を受けながら徐々に合格ラインに近づけて行くことができました。
本番では大きなサプライズはなかったのですが、小さな気をつけないといけない箇所が多く、エスキスを何回も書き直しました。要項に沿った内容にするために計算をし確認を行い平面図に移りました。事前に逆算していた時間より早くエスキスが終わったのですがどこで時間を多く消費してしまうか分からないのでフルスピードで進めながらエスキスと要項と図面を確認して訂正も繰り返しながら書き進めました。終了の20分前ぐらいに全部終わり見直しをしたり用紙をきれいにする時間に使いました。
しかし、思っていたより時間があまり少し気が緩んでいたのか終了の5分ほど前に火打梁を一本しか書いていない事に気づき冷や汗でほぼ記憶はないのですか必死で手書きの線を入れました。もうその後は見返す時間もなく図面が回収されていきました。
終了して図面を思い返すと、
床伏図に火打梁を途中までしか書いていない。矩計にも書き忘れがある。2階平面図の1階の屋根の線種が違う。など何個かミスをしていてもう合格は絶望的だと思っていました。
日頃の練習でも火打を書き忘れることがあり本番では気が張ってるから忘れることは無いだろうと思い込んでいたのですが、これまでの努力も甘えもその結果ははっきりと本番で出てくるのだと今になって改めて実感しました。
結果的に合格して二級建築士として認めていただいてこれまでの努力が実って嬉しいという思いと共に、国家資格を持って仕事をすることは、沢山のことを乗り越えた上で責任感を持って務めていかないといけないと言う事の重大さをすごく感じました。
これからも二級建築士の資格取得に留まらず色々なことに挑戦していきたいと思います。
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