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起業4m、ミッション、新しい出会い

新型コロナウイルスの対策は検討したものの、5月は実質完全休業状態でした。

その間にできることといえば、来月はどうするかを検討する事、長期的な未来を描く事、子どもたちとたくさん遊ぶ事、持続化給付金や雇用調整助成金の申請を進める事、勉強する事。

親や祖父母に孫の顔を見せにもいけないのが悔しい、もどかしい。

今月は僅か3件

5/1、5月唯一の仕事の日。といっても先月設置した避難はしごの消防検査だけ。

次が5/21の点検応援。そして5/24の感知器取付。

計3件。本来であれば平日休日とも点検があり、その合間をスケジューリングして工事を行う予定でしたが、コロナウィルスによる外出自粛の影響もありほとんどの仕事が延期となりました。

タイミングを同じくして、子どもたちが登園自粛を求められたことで保育園に行けなくなったので、子どもの面倒をみれるという点で家庭的には助かった部分もあります。

それでも起業したて、収入の見通しが立たないのは精神衛生上良くないですね。不眠症っぽくなりました。

サラリーマン時代はよく「仕事は無ければ無いほどいい」と公言してきましたが、会社経営をする様になると仕事が無い=収益がないという事実を否応なく突き付けられます。

そういった意味では、私にとってサラリーマンと経営者は仕事に対する姿勢は真逆に感じますし、経営者目線なんてやってみなけりゃ本当の意味では理解できないのかもしれません。

口座残高が資本金を食い潰し始めた時の血がドクドクする感じ、この先なるべく味わいたくないなぁ。

内省時間山ほど、どうしたい?

この期間中、子どもの世話、家事、料理などの生活の他できることがなく、仕事の面ではインプット(資格勉強、読書)・アウトプット(ホームページ更新ページ作成、note執筆、SNS発信)に努めました。

その中でも「これから先会社をどうしていきたいのか」ということについて突き詰めて考える良い機会になりました。

長沢防災の当初の目的の1つは父のサポート。
めまい症や視覚聴覚障がい、透析患者でもある父が一人で仕事をし続けるのはしんどい、それを少しでも手伝い、最終的には手離れできる様にすること。

まだ出来てるには程遠いですが、手助けの仕方はわかってきた頃合いです。後は努力と経験値を増やす工程、そして仕組み化。

でもそれができた次の目的を決めておかないと、個人事業の延長線上から脱することができません。

そこで私がしたいことを改めて整理してみました。
それは...

・消防設備点検を「やってほしい仕事」にしたい
・手の届く範囲の人たちを助けたい
・普通の働き方ができない人たちを支援したい
・スポーツ選手を支援したい
・「やってみたい」を「やってみよう」と言える基盤を作りたい

そう考えると、最初の一つ目以外はどれも今の規模ではできないこと。だからこそ会社規模を大きくしよう。それが次のステップです。

そしてここから、長沢防災における私のミッションというのも考えてみました。今までこの会社は個人事業の延長線上でやってきましたが、規模を大きくするならミッションを掲げるのは大切だと思ったのです。

長沢防災における私のミッション

まだ素案ではありますが、項目はこちら。

【ミッション】(仮)
・消防設備点検で建物の未来を変える
・一人ひとりの幸せを考える
・手の届く人たちを助ける
・筋の通った行動に励む
・正解をさがす

・消防設備点検で建物の未来を変える
これは私たちが何をする仕事なのかをはっきりさせるためのものです。

消防設備は建物の至る所についており、消防法で半年に一回の点検が義務付けられています。義務だから点検する?せっかく半年に一度建物全体を回るのであれば、これを活かさない手はありません。

消防設備点検にどれだけ付加価値を与えていけるか、これからの課題ですが、建物の未来を変えられる意識を持てば「やってほしい仕事」にもできる可能性があると思います。

それは誇りを持ってできる素敵な仕事になると思っています。

・一人ひとりの幸せを考える
一人ひとり置かれる立場は違います。何もわからない新卒、初めてのアルバイト、結婚したての夫婦、子育て世代、子どもが独立し自分のことに集中できる人。

お客様も違います。オーナー業のみの方、兼業の方、企業の担当者の方。

それぞれの立場でそれぞれ幸せに感じることには違いがあります。相手を思いやり、相手の立場を考える。そして関係者全員が幸せになれることを目指します。

私の名前に「幸」という字が入ってる事もあって、幸せというフレーズ多用したくなるんです。安売りはしませんが。

・手の届く人たちを助ける
手助けになることであれば、(法に触れない範囲ですが)消防設備業だけでなく何でもお手伝いしたい。

本当はたくさんの人たちの手助けができればいいけれど、それは身の丈を遥かに超えている。だから手の届く人たちを助ける努力をします。

そうして長沢防災と関われて良かったと思ってもらえると嬉しい。そう思ってもらえることに喜びを感じられる人たちと仕事をしたい。

その行動が一人ひとりの幸せにもつながると思います。

・筋の通った行動に励む
自分の発言に責任を持てるように、調べ考えて根拠を持っておく。そして言ったことはやる。自分の意見を右往左往させる必要はありません。○○さんが言ったから…と相手に迎合する必要もない。

正しいことであれば、自信を持って行動する。ただし相手を挫くような事はしない。そしてミッションに通じた筋の通った行動であれば独自の判断で動ける。

これを理解していれば、やってみたいことをやれる自律的な組織を目指せると考えました。

・正解を探す
学校と違い、社会に完全な正解はありません。多くの人は法律を守るけどそうではない人もいるし、常識とされている事が正しいとも限らない。

だけど、その時最も正解と思えるものを常に探し求める。その正解に近いものを基準に行動する。正解が変わることもある。その時はその時、素直に変わればいい。

追い求めることを止めた瞬間、成長は無くなります。会社規模を拡大したい、手の届く範囲の人たちを助けたい、点検をやってほしい仕事にしたい…したい事をできる様になるための正解を探し続けます。

以上、こんなことを考えながら次のステップに進めるようにしたいと思います。

在宅ワークの線引き

外出自粛生活によりずっと家族5人で生活しているので、いろいろな境界線が曖昧になっている事に気付きました。

仕事の時間、子どもと遊ぶ時間、自分のリフレッシュの時間、奥さんとの時間、家事の時間。

本来は場所や時間で区切れていたものがごちゃまぜ状態になってしまったことで、切り替えが効いていないことが原因だと思います。

仕事の時間と言っても子どもはガンガン絡んでくるし、それを防ぐ手段が家には無い。

子どもと遊ぶ時間を取っても、その時間帯が子どもたちにとってパパと遊びたい時間とは限らない。

自分のリフレッシュの時間なのに気づくと仕事のことを考えてしまう。

こうなると、もはやきっちり時間を分けようと考えるのが間違っているのかもしれません。もっと大らかに、あいまいに、今のメインはこれだけど中断も仕方なしの姿勢で、それでもそれぞれの活動ができる。

そうなれることが一番いいのかもしれないと思い始めています。

ただ幸いなことに、6月の予定は埋まり始めました。理想の在宅ワークを極める前に在宅が終了しそうです。

雇用調整助成金

当社は私が代表、社員は両親の家族経営です。生計は全く別なため、両親といえどそれぞれに生活があります。

会社の収益で2家庭の生活を担わなければいけませんが、4月から仕事のできない状況となったことで休業を余儀なくされました。

既に決まっている仕事以外は休業のため、会社として休業手当を出し、雇用調整助成金を申請することになりました。

初めて知るルール、当社従業員は皆変則勤務のためどう対応すればいいのかわかりづらい書面。時間はあるので一つずつ理解しながら対応をしていると、5月中旬になんと書式の変更とオンライン申請の話が...。

悲しい手戻りではあるものの、雇用について勉強する良い機会になりました。そして、役所の人たちが昼夜頑張っていることをニュースなどで知ると、できることを一つずつやってくれている結果なんだろうなと思えてきます。

いまの状況下で頑張っているすべての人たちに、ありがとうございますと言いたいです。

ちなみに持続化給付金も申請予定。こちらは4月の売上比較では該当しなかったものの、5月は間違いなく売上50%以上減少となるので、6月早々に申請したいと思っています。

新しい出会い

直接人と会えない今、特に力を入れたのはSNSでの発信、つながり。今月新たなつながりが増え始めました。

一人は電気設備の保安業務を営む方。
一人はマンション管理士の方。
一人はマンション管理士さんと一緒に知り合いになった不思議な経歴の方。
一人は建築設備業の代表の方。
一人は相互フォローで実は共通の知人がいた方。

まだまだ直接お会いできてはいない方ばかりですが、きっと良いご縁になりそうな方々ばかりです。少しずつお会いさせて頂きたいと勝手に思ってます。

そしてこれからたくさんお世話になり、その分たくさんお返しができるように努力します。

新しい試み

内省時間の中で、消防設備点検を軸に関係者がより幸せになれる方法を検討中。

まだイメージ段階ではありますが、現場が稼働し始めたら実際にできそうなことなのか、実験していきたいと思っています。

この案は他業種の方のご協力が不可欠です。ご協力頂きたい方は、ハウスクリーニング、エアコンクリーニング、内装業の方。

需要があるかのリサーチ、オーナー様への確認、そもそも関係者全員が幸せなれるのか。行動してみなきゃわからない。

もしご興味のある方はご連絡ください!

吉川 幸太 @ 消防設備点検で管理を変えたい建築士 (@nsbs_yoshikawa)さんをチェックしよう https://twitter.com/nsbs_yoshikawa?s=09


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