そうこの会

操觚の会「妖ファンタスティカ」&本能寺トークショーのお知らせ

 WEB連載の「桔梗の人」よろしくお願いいたします! と共に、2019年2月新刊の「奇説無惨絵条々」(文藝春秋)と文庫化「曽呂利」(実業之日本社)もよろしくお願いいたします。

 今日も告知、その前に。

 拙作「奇説無惨絵条々」(文藝春秋)が角川春樹事務所「ランティエ」の書評欄で紹介されました! 紹介者は書評家の末國善己先生。いつもありがとうございます。

 末國先生のおっしゃる通り、「歴史小説とは何か」「歴史をネタに捜索をするとはどういうことなのか」「歴史小説において大事なものは何なのか」を暑苦しく語っているという不思議な小説でございます。手に取っていただけると、谷津の傾奇っぷりを楽しんでいただけると思います。
 それにしても、発売からひと月余りで既にいくつも書評で取り上げていただいております。誠にありがたい限りでございます。

 さて、今日の本番、告知です。

 まずはアトリエサードさんの「妖ファンタスティカ」から。

 メンツが豪華すぎて口から出してはいけないものが出てしまいそうですよ……ぐふっ(少し出てしまったらしい)。
 わたしも所属しております操觚の会によるアンソロジームックです。伝奇ダイスキーな会員たちが、(スケジュール的な意味でも)心身を削って書いた短編一挙公開です。
 わたしは江戸初期の傾奇者である大鳥逸兵衛を主人公に『生き過ぎたりやや』という短編を書きました。私小説みたいな内容になっております。歴史・時代小説の良さは己のストレートな感情を『時代』というオブラートに包める点にもあるよなあと思っております次第です。
 こちらは五月初旬に刊行予定。なお、五月六日の文学フリマ・アトリエサードブースでも販売予定です。ぜひぜひ(当日はわたしもいるつもりだYO)。

 告知二つ目は、トークショーです。

 京都の本能寺さんにて、操觚の会のトークショーが開かれる運びとなりました。
 前半を「本能寺の変」、後半を「信長公が目指したもの」という演題で語ります。なお、わたしは後半に登壇予定ですが、同じ席には「炯眼に候」で鮮烈な信長公を書いたばかりの木下昌輝先生「信長公弟記」で若かりし頃の信長公を書いた彩戸ゆめ先生がおられるので、二人にファクト面を任せてわたしは自分の好感度アップに勤しもうと思います。

 といった感じで、いろいろと騒がしい今日この頃ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

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