運に依存しないために
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拙作が青少年読書感想文コンクールの課題図書に選出されるという豪運に見舞われたわたしこと谷津ですが、豪運持ちであるがゆえに、「運に依存することの恐怖」が身に染みております。
わたしの年譜を見ていただけると分かる通り、折々のタイミングでそれなりのヒットや話題作を出すことができています。ぶっちゃけ、運がいいとしか言いようがありません。
そもそもデビュー当時だって、たまたま版元さんが文芸に力を入れていた時期に賞デビューできた経緯があり、二作目『蔦屋』のヒットも、その運の延長での成功でした。本当に豪運持ちなのです。
でも、わたしは今一つその豪運を自分のものにできていない感があります。
なんというか、豪運が自分の目の前にやってきたとき、それをグラップする握力がなくて振り落とされちゃう感じなんですよね。
運を自らの力とするためには、どうしても本人の力やら人間力やらその他もろもろのあれやこれやが必要なのだなあと思う今日この頃なのです。
とはいえ、人間力なんてわたしには存在しないわけで、とにかく実力を磨いていくしかないよね……というつもりでおります。……いや、もちろん、人間としてもう少し丸くなったほうがええんちゃうか、とも思ってますよ!
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