「某には策があり申す 島左近の野望」(角川春樹事務所)文庫化決定しました

 WEB新連載の「桔梗の人」よろしくお願いいたします! と共に、2019年2月新刊の「奇説無惨絵条々」(文藝春秋)と文庫化「曽呂利」(実業之日本社)もよろしくお願いいたします。

 明日が「曽呂利」(実業之日本社文庫)の公式発売日なのですが、本日辺りから書店さんによっては並んでいる場合がございます。雨の中アレですが、お手に取っていただけると大変うれしいです。

 さて、それはさておき。
 昨日は角川春樹事務所の編集者さんと打ち合わせでした。
 なぜって?
 新作のお話も水面下で進んでいるんですが、それとは別に、島左近を主人公にした「某には策があり申す 島左近の野望」が文庫化することになったのです。
 なんと、2019年の5月半ば刊行です。

 実は本作にも「曽呂利」の曽呂利新左衛門が登場しており、単行本だと微妙に齟齬をきたしてしまっているのでそのあたりは直そうかと考えておるところですし、他にもいろいろ気になるところがあるのでブラッシュアップしていこうと思っています。
  いや、さすがに「40%差し替え」はしませんよ! あんなドチャクソなことは「曽呂利」だけにしたい……と言いつつ、たびたびやっちゃうんだろうなあという予感はしており、本作も場合によると「〇〇%書き直し!」とか謳っているわたしの姿を幻視できちゃうのがマジで怖いんですが。

 というわけで、一体「それさく」は何パーセント差し替えられるのか! 5月をお楽しみに!

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