昨日のそうこの会Livewire&そうこの会第二弾アンソロ発表

 WEB新連載の「桔梗の人」よろしくお願いいたします! と共に、2019年2月新刊の「奇説無惨絵条々」(文藝春秋)と文庫化「曽呂利」(実業之日本社)もよろしくお願いいたします。

 昨日はそうこの会のLivewireイベントでした。
 「女が歴史を語るとき」というサブタイトル通り、そうこの会にいらっしゃる女性作家の皆さんに登壇していただき、女性ならではの視線から歴史を眺めるということの楽しさを語っていただきました。
 前のエントリでお話しした通り、実は言い出しっぺはわたしです。
 ジェンダー論的にはアウトな話かもしれない危惧を抱きつつあえて述べますが、わたしは、男性に男性の「目」があるのと同じように、女性には女性の「目」があると思っています。
 人間の価値判断や意見、行動にはそれまでの文脈が作用しているというのがわたしの考えです。家族や環境、様々な経験がその人を形作る、という程度の考えですが、その中には性に起因するものも存在するはず。わたしが男性ゆえに気にするところがあるように、女性作家さんも女性ゆえに感知できる領域があるのではないか、という作家的興味があったのです。
 事実、お話を伺っていたところ、やっぱりあったみたいです。いろいろ興味深いお話を伺うことができ、わたしは満足です。

 あとすみません、実は今回のLivewireで告知がありました。

 なぜ芦辺先生のツイートを張らせていただいたかというと、実はわたし、チラシをいただくのをすっかり忘れていたからです(え)。

 二月、戯作舎さんより操觚の会書下ろしアンソロジー「伝奇無双『秘宝』」が出ます(電子書籍のみ)。
 とてつもない豪華メンバーの競演。なぜかそこにわたしもお邪魔しているという不思議!
 というわけで、皆さま、ご期待ください! 待て続報!

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