【拡散していただけるとありがたいです】WEB連載「桔梗の人」が始まりました
新刊「刀と算盤」(光文社)好評発売中です! と共に、2019年2月新刊の「奇説無惨絵条々」(文藝春秋)と文庫化「曽呂利」(実業之日本社)もよろしくお願いいたします。
今日は告知です。
潮出版社の「潮WEB」にて、連載が始まりました。
無料で読めます。
「桔梗の人」というタイトルからなんとなくご理解いただけるやもしれませんが、本作、明智光秀もので、しかも、本能寺の変の謎を扱います!
いやー。色々感慨深いです。こういう大ネタはやるのに勇気が要りますし、そもそもわたしのような若手作家にはチャンスすら巡ってこないのですが、2020年大河ドラマのおかげで「本能寺もの」に参入できるのです。
この手の大ネタは古典作から大作家の作品まで揃っており、どうしても若手作家には荷が重いという面があるのです。とはいえ、そんなことを言っていたらいつまでも大ネタを書けませんので、ここは当たって砕けろの精神でやっていこうと思っております。
なお、本作の主人公は、明智光秀の長男である明智十五郎光慶です。
光秀とはかなり年が離れていたようで、本能寺の変当時15歳未満だったとされていますが「光慶」という名乗りが伝わっており、元服は済ましていたのだろう、程度の朧げなことしか分からない人です。
そんな謎だらけの息子から、天下の謀反人明智光秀の鬱屈や、本能寺の変の真相をフィクショナルに描いていこうと思っております。ご笑覧いただけましたら幸いです。
(なお、連載が終わったら潮出版社さんから刊行予定です)
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