note毎日更新のありがたさ

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 小説家という仕事は、「企む(=ストーリーやマーケティング的なことに種をまく)」ことと同時に「腕」を磨かねばなりません。文章を書くという作業そのものはかなり職人の技みたいなところがあり、毎日少しでも文章を書くことで腕がなまらないようにしておく必要があるわけです。え、わたし? 平時にはほぼ毎日何らかの形で小説に関わる仕事をしているので、なにがしかの文章を作っています。

 ところが、非常時となるとそうもいかなくなります。

 実は今、ちょっとイレギュラーな環境に身を置いており、仕事もほとんど手がついていない状態です。たぶん、いつもの五分の一くらいの作業量なんじゃないかと思います。ところが、そんな中でもこのnoteの更新があるおかげで、何とか毎日文章を書くことができています。実はわたし、明言はしてませんけど、このnoteを毎日更新して500日くらい経ってます。なんとなく記録が途切れるのが嫌で、なんとなく毎日更新している今日この頃なのですが……。

 言い方は悪いものの、わたしはnoteという場をある種の練習場として用いている面があるのです。
 いや、そういうことは裏でやれ、というご意見が聞こえてきそうですが、どーもオフライン(≒誰にも見せないと決めて)で文章を書いても張り合いがないというか、緊張感に欠けるものがある気がしているのです。

 イレギュラーなときだからこそ、「毎日更新」と決めてやっているこのnote、ありがたみが出てきました……。

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