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たまさんオープンイノベーションを語る。いやこれ結構ちゃんとしたセミナーよ

さ、と言うわけで始まりました。「たまさんの八ヶ岳Radio、Happy Everyday!!」この番組は、八ヶ岳南麓でハッピーに暮らしている、たまさんが、八ヶ岳の魅力、ハッピーなんだけど色々起きる八ヶ岳暮らし、そして日頃考えている四方山な話をだらだらと語る、そんな番組でございます。肩の力を抜いて、のんびりとお聞きください。(ヘッダー画像はnoteギャラリーから挿入しました。golchikiさんありがとうございます!)

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今回はたまさん、オープンイノベーションを語る、ってことでちょっとお堅いお話です。ってほどお堅い話ではないんですけどね。いえね、今回たまさん、オープンイノベーションのお題でセミナー登壇のお仕事を頂戴したんですよ。

これがセミナータイトルは「中小企業こそオープンイノベーションが必要な理由」って。

いや、ああた。こりゃなかなかなタイトルじゃござんせんか?いや、これなんですが今回は東京都中小企業振興公社ってとこが運営してる中小企業向けの施設、Open Innovation Field TAMA八王子館ってとこでセミナー登壇させて頂くことになりまして、で、こんなタイトルになった、ってわけなんですねえ。

でもね、たまさん、起業セミナーとか、小規模組織向けのワークショップとか、はそれなりに何回かやってるんですが、企業向け、まB2Bなセミナーとか、ましてやオープンイノベーションについてお話しする、ってのは今回が初めてなんですよね。だもんで結構準備が大変だったんですよ。

今回そもそもなんでこんなお初の内容でセミナーをやることになったか、っていうと。これ実は以前立川のStart Up Hub TOKYOで起業セミナーをやったのがきっかけなんです。実はこのStart Up Hub TOKYOも今回のOpen Innovation Field TAMAも同じ東京都中小企業振興公社が運営してるんですね。

で、以前のStart Up Hub TOKYOがどちらかというと個人の起業支援。主に個人事業主向けの支援施設なんだけど、今回のOpen Innovation Field TAMAってのは中小企業支援が狙い。ってことで既にビジネスをやってる会社向けの施設なんだそうです。

だもんで起業に向けたマインド、とかそーゆー話ではなくって会社にとって役立つ話をしてほしいってご依頼だったんですよ。しかもまだこの施設は新しいので、できれば特定のITツールの使い方、とかってHow-toよりはイノベーションの啓蒙とかをしてほしい、ってことでした。

で担当者さんと話をしてるうちにタイトルだけが先に決まっちゃったんですよ。「中小企業こそオープンイノベーションが必要な理由」ね。ま、施設の名前もOpen Innovation Field TAMAだからね。こんな話がいいよね、って感じで。

実はたまさん、この手のタイトルつけるのは得意なんですよ。ま、長年ソフトバンクワールドとかBCNカンファレンスとか色んなイベントで指定された文字数でまとめてタイトルつけるのはやってましたからねえ。

で、タイトルはできたものの、内容は後から。ってことでほとんど全部新しくスライドは作りました。

まあワークショップとかでデザイン思考の資料とか、アイデアソンとかも運営してるんで、オープンイノベーションもちょこっとはカジってたりはしてました。だけど、イノベーションってなんだ?オープンイノベーションってなんだ?で、なんでそれが中小企業に必要なんだ?って話はしたことなかったんだよね。でもまあなんとかなるでしょ、って感じで。

ちなみにね、なんで中小企業こそオープンイノベーションが必要か、ってゆーとですね。まず、今ってほらなんでも値上げの時代でしょ?特に輸入してる原材料系って地政学的な問題とか為替の問題とかいろいろあって高くなってるわけですよ。

でもさだからって中小企業が原材料が高くなった分を丸ごと価格転嫁するのって難しいわけですよ。だもんでなんかしら新製品・サービスとかの付加価値つけて値段を上げるか、新しい販路を開拓して売れる数を増やすか、もしくはプロセス変更とかで生産性を上げて原材料コストが上がった分を吸収するしか解決策ってないわけですよ。

で、この手の新製品開発とか新しい営業モデルや新しいビジネスプロセスを生み出すってのはまさにイノベーションなんだけどさ、これを人材に限りがある中小企業が自前単独でやるのって難しいわけよ。だから外部リソースをもっとうまく活用して行こうよ、それこそがThat’s オープンイノベーションだぜ。ってまあ、簡単に言えばそんな流れです。

まあそもそもイノベーションってゆーと、とんでもない画期的な新製品を打ち出さなきゃいけないイメージってあるじゃない?例えばiPhoneが初めて出てきた時とか、GoProが初めて出てきた時とか、プリウスが初めて出てきた時みたいなさ。

でも、そもそもイノベーションって変革、つまり既存のものを組み合わせて新しい価値を作るものであってさ、超ド新規の発明、インベンションとは違うのよね。だから技術そのものよりもむしろアイデア、組み合わせとか変革のアイデアが大事なのよ。

でね、さっきのiPhoneとかGoProとかプリウスとか。もちろんそーゆーのもイノベーションなんだけどさ、これってプロダクト・イノベーションってやつなのよね。でイノベーションって別にプロダクト領域だけじゃなくってさ、ビジネスプロセスの変革、ビジネスプロセス・イノベーションってのもあるのよ、実は。

こっちは例えばさ、トヨタのリーン生産とか、コンビニのリアルタイムPOS活用とか、そーゆーやつなんだけど、ポイントは単にコスト削減するためのプロセス改善じゃなくって、攻めのプロセス変革、これでビジネスガツンとやってやるぜー!俺があいつじゃなくって俺なのはこのプロセスができるからだー!ってのがこのビジネスプロセス・イノベーションってやつなんです。

だってほら、トヨタのリーン生産とかって、世界中でたくさん自動車メーカーあるのにいまだにトヨタと同じことってできないわけじゃん?コンビニのPOSも単に売上集計じゃなくってあれで売上予測立ててリアルタイムで生産とか物流にフィードバックするわけじゃん?

で、まあ、そーゆー競合力の源泉になるようなビジネスプロセス変革ってのもイノベーションなんだぜ!ってお話をして、あとはDXってのはメーカーとかインテグレータに騙されてテキトーなITツールを買うことじゃなくって、このビジネスプロセス・イノベーションをITを活用して実現することなんだぜ!ってお話もしました。

で、あとはそんなビジネスプロセス・イノベーションを導入した事例をちょっとお話しして。あ、これはたまさんがコンサルで入ってるクライアントを事例として紹介したんですけどね。社員7人のITコンサル企業なんだけどHubSpotってCRMで顧客接点を徹底的に自動化してチョー売上を伸ばしてるところですね。

あとはまあ、外部人材の活用ってのは外注化とは違うんだよー、ってお話とか。外部人材活用するなら秘伝のタレみたいなプロセスだと外部の人が困っちゃうから標準化しなくちゃねーってCMMI成熟度モデルのお話しして、あとはイノベーションを手に入れたいなら文化・環境・仕組みの3つか揃ってる必要があるんだよー、とか。具体的にどうやるべきかー、とか。そんな話をさせて頂きました。

ね?案外ちゃんとしたお話しでしょ?だもんで、皆さんの会社でもイノベーションとかオープンイノベーションとかのお話しでご要望ありましたらいつでもたまさんにご用命くださいねー。だってせっかくたくさんスライド作ったんだもんね。有効活用したいじゃないねえ。

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