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「田舎でのんびり起業」はいろんな仕事に手を出したほうがいい?

僕は今八ヶ岳南麓(山梨県北杜市)で暮らしています。「新しい働き方。暮らし方」でハッピーになろう!という企業パーパスのひとり法人を立ち上げてコンサルティングや地方関係人口創出などの仕事をしています。

今回は「田舎でのんびり起業はいろんな仕事に手を出したほうがいい?」というタイトルでいろんな仕事をかけ持つスタイルについて紹介しますね。


田舎でのんびり起業とは?

僕がおすすめしている「田舎でのんびり起業」はお金よりも人生を大切にするライフスタイルです。もちろん生きていくにはお金は大事。だけどお金だけを目的にしたギラギラ起業とはちょっと違う。人生を楽しむための起業です。詳しくはこちらの記事も参照ください。

田舎でのんびり起業の働き方

僕はコンサルティング、コーチングをメインとしながら、ブログ運営、外部メディア執筆、講演などいろいろな仕事をかけ持ちしています。実はこの複業スタイルこそ、僕の考える「田舎でのんびり起業」の働き方なんです。

自分探しも兼ねてあれこれのんびり手を出してみる

というのも僕自身があれこれ手を出してみるのが楽しくて仕方ないんですよね。まだ自分探しの途中で本業が定まっていないのかもしれません。というよりなにが本業って無理に絞らなくても、好きなことをたくさん試していけばいいのかな?と思っています。

LIFE SHIFTにあるポートフォリオワーカーという考え方

リンダ・グラッドンのLIFE SHIFTという本を知っていますか?人生100年時代の生き方・働き方を紹介するもので、僕のお気に入りの一冊です。

この本では「エクスプローラー」、「セルフプロデューサー」、「ポートフォリオワーカー」の3つのステージをぐるぐる回していく生き方を紹介しています。

これまでは就学→就労→引退の3つのステージをシーケンスに行うのが一般的でした。ですがこれからは「やりたいこと探究する」、「まず自分で始めてみる」、「いくつかの役割をかけ持ちしながら取捨する」という3つを繰り返していく、というのです。

実際起業してみてこの考え方はしっくりきています。今の僕は「ポートフォリオワーカー」と言えます。やがてまた新しいことに興味が移るかもしれません。そのときは「エクスプローラー」を楽しみます。

ひとつの仕事にフォーカスするのが王道では?

でもひとりで起業するのにあれこれ手を出すのが果たしていいことなのか?そう考えるひともいるでしょう。ひとり起業ではリソース(お金や時間)が限られます。確かにあれこれ手を出すのはリソース効率から考えると分が悪い戦略といえそうです。

多くの起業塾では徹底的に差別化して事業を固めていくけど

僕は起業を考えたときにいくつか起業塾のメルマガに登録して先駆者の考えを参考にしました。多くの起業塾では「あなたの強みを活かした徹底的に差別化できる事業を作りなさい」と事業の絞り込みをしていきます。

でも僕はいつまでも事業プランで悩むより、まず試してみること、一歩踏み出すことのほうがずっと価値があると考えています。(むしろ徹底的に考えるべきは事業以前の「目指す姿」なんですよね)

事業より上位の「目指す姿」がぶれなければ手段はたくさんあっていい

事業はいろいろあっても、上位の「目指す姿」はぶれたくないものです。だってこれはウチに秘めた熱い思いであり、事業をはじめる目的ですからね。

僕は事業はあれこれ手を出していますが、「新しい働き方・暮らし方」でハッピーになるひとを増やす、という点はぶれていません。なので手段はコンサルティングだろうがブログだろうがあまりこだわっていません。むしろいろんな事業で貢献していきたいんです。

事業って夢(目指す姿)を実現するための手段ですよね。だったら手段はたくさんあってもいいんじゃないかな?って思います。あれこれ試して自分に合うもの(そして顧客が望むもの)を探していけばいいんです。

ウォーターフォールよりアジャイルにいこう

いくつかの起業塾でくどくどと事業の絞りこみや設計の話を聞いて、僕はウォーターフォールという言葉が頭に浮かびました。これは僕が長年いたIT業界の用語で、大規模システムの開発で一般的な手法です。

アジャイルなビジネスは仮説と検証(PDCA)の繰り返し

ウォーターフォールでは、高いところから低いところへ水が流れるように、企画→設計→開発→テスト→実装と順番に進めていきます。

大規模で複雑なシステム開発に適していますが、念入りな企画・設計を経て開発するので時間がかかること、また開発まで進んでしまったら企画・設計には戻れないことなどが課題です。

一方のアジャイルでは最小限動くものを素早く開発します。そして顧客のフィードバックを得ながら常にPDCAを繰り返し、改善していきます。僕はひとり法人のような小規模ビジネスではウォーターフォールよりもアジャイルのほうが適していると考えています。

まずはやってみないと本当の課題はわからないもの

なので、まずはやってみましょう。そもそも本当の事業課題はやってみないとわからないものです。これは僕自身の経験からも実感しています。

どの程度差別化が必要なのか?潜在的顧客層のペインはなんなのか?今改善すべきはコンテンツなのか?集客方法なのか?キービジュアルなのか?なにを改善すれば売上は伸びるのか?などなど。

事業コンセプトで悩みすぎて一歩踏み出せないでいるくらいなら、まずは小さくやってみてください。そうすれば目の前にリアルな課題が現れます。そして顧客の声を聞きながらちょっとづつ改善していきましょう。

いろいろ試す体験そのものを楽しんでほしい

そしていろいろ試す体験そのものも楽しんでもらいたいですね。だって夢(目指す姿)を実現する手段ですから、いろいろ試すことって楽しいですよ。

最初はうまくいかないこともあるでしょう。でもアジャイルに進めていけばだんだんと事業が形になっていくものです。焦らず、のんびりやっていきましょう!

参考情報:田舎でのんびり起業を考えているなら

田舎でのんびり起業、いかがですか?田舎暮らしに十分な収入を得つつ、人生を大切にする起業です。田舎でのんびり起業を目指す人を応援する起業コミュニティ・プログラムの「ヤツビジ」を運営しています。無料メルマガを運営しているので興味がある人はこちらも登録してみてください。

田舎、といってもあなたが気に入ったところが一番なので八ヶ岳にこだわる必要はありません。でももし八ヶ岳南麓に興味があるなら八ヶ岳で移住・起業を考えている人向けの交流・体験プログラム「ヤツクル」を運営しています。よかったらこちらのメルマガにも登録してみてください

あと、こちらは僕の会社(ひとり法人ですけど)のホームページです。よかったらこちらも見てみてください。


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