見出し画像

どう生きたいか

もともと在宅勤務制度はあったが、『明確に成果が出せる業務』がある日じゃないと業務報告が難しいんだよな~、と暇な日ほど出社していた日々は既に過去。完全在宅勤務に突入して丸4か月が経過した。

その間、もちろん「やべ、今日暇だな」と思うことは何度かあった。往復2時間の通勤時間も浮いた。このままだと腐る。何かしたい。

仕事は自ら生み出していくものだと思う。その意見には同意する。だけど、生み出せない人もいる。それは能力的な問題もあるけれど、熱意とか体力とかその時の意欲とかもう全部ひっくるめて、同じ人間でも今は無理だな、って時もあって当然。これは、今の私でもあるけれど。

これからは、自ら仕事を生み出していく人は生み出した仕事をどんどん他の人に振り、(その時)生み出すことができない人はチームや部署や会社を跨いでその生み出された仕事を完璧に熟す、とそれぞれがうまいことやっていくのがベスト。私もまた意欲が余裕が出てきたら、生み出す方で仕事もしたい。働く場所によってそのポジションを変えてもいい。

『働けるときに働きたいだけ働く』

育児や介護、自分自身の体調や家庭の事情など、今まで無理をして仕事を続けてこられた方も多いと思うし、辞めざるを得なかった人も多いはず。でもこれからは、自分が出来る範囲で場所も選ばずに仕事をすることも、今以上に可能になっていくと思う。ゆえ、能力のある人はたくさん稼げるし、そうではない人はそこそこにもなる。だから先の人生まで考えて長い自分の人生をどう生きるかを決めることが重要だ。働き方をもっと柔軟に、その時々で緩急つけることにするのも、常にアクセル踏み続けることにするのも、決めるのは自分。

ちなみに、今は子供が小さいので時短勤務中だが、浮いた通勤時間の2時間を、また仕事を生み出す側にまわった時のための貯金として使うか、他の仕事をしてみるか、趣味でも探してみるか、今の仕事をフルタイムにしてみるか、子育てにどっぷり使うか、選択肢はいくつかある。

世の中も自分自身も今は分岐点。どこかのタイミングで仕事を変えて第二の人生を考えることも、稼ぐ以外の何かで世の中とかかわっていくことも、まだまだ考えられることはたくさんある。だから、悲観せずに選び取っていく人生を歩みたい。

コロナで世の中は変わった。だけど、私だって変わった。ちゃんとその時に柔軟に適応した。泳ぐ世界を変えたら、泳ぎ方も変えていい。その時の流れを見て、どっちに流れるか、逆行するかは、絶対に自分で決める。そして、子供たちの笑顔は絶対に守る。あ、でも在宅と保育・教育の並行だけは絶対に無理。あんな苦行だけは金輪際したくない。

#これからの仕事術

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?