ネット上での不平不満や陰口、悲観的な言葉のデメリット

 難しい話なんだが、ネット上で何かに対しての不平不満や陰口、悲観的な言葉は出来るなら控えた方がいいよなと。こんな事を思うのも、Xで日夜悲観的な言葉をツイートしている人間をちょいちょい見ると、何かをツイートする度にマインドが悪い方への傾き積み重なり、悪い方向へ複利が働いて、時間だけを無駄にしている様に見えるからだ。

 だがそうなるのも分かる。俺も他人を観察してようやく気付いたが、やっぱり現状がどうしようもないと、何より現実がとてもとても辛いと吐き出したくなる。この吐き出したくなる衝動が何よりの癌で、最初は小さくてもそこに共感が集まると、どんどん悪い方へ複利が働き、悪循環の積み重ねで思考も悲観的が癖になり、不安も積み重なり何もしないで愚痴だけ吐いて1年、また1年と過ぎる。

 人間は不安やストレスを感じると、ノルアドレナリンと言う物質が分泌されうのだがこれは何かしら現実に即した行動を促す物質なので、ネット上でツイートなりなんなりしても意味がない。何故なら物理的な行動に移していないからだ。だから不安はいつまでも止まらない。また同じことを繰り返す。Xでいくら何かしら嘆いても、社会への不満を呟いても、何も自分の人生は良くならない。何故なら現実の自分が何も行動していないからだ。

 いや、ツイートくらいはしているか。だけどそのツイートも癌でしかなく、能力の無い人間ほど何かやった気にさせるからほんと終わってるよな。

 このノートもそうだ。目的が無いのなら何ら無意味。俺がそうだが、何かやった気になっているだけ。問題の根本的な解決になっていない。

 思い当たる事がある人は、まだ遅くないので難しいとは思うが、ネットから切り離した現実の自分がどうすべきなのかを考えて、少しずつ行動に移していくしかないですね。それが辛くても、やっぱり誰も助けてくれませんから。

 それでも、現実に即した行動を出来ている人間は、まだ浮上の目があるのかもしれない。と、言うか全然あるだろう。問題はネット上で誰かを一日中監視したり、誰かの悪口や陰口を掲示板で書いて依存してしまっている人間は、それで満足してしまい自分の現状を変える為の行動には、恐らく移せないのかもしれない。

 どんな状況でも誰にとっても、満たされた状態なんての物は間違っても無いし、必ず誰かが負けて誰かが損をするので不満が無い人間なんてのもいないけど、まぁ頑張って現実になるべく訴えかけて行けるようになりたいですね。私もあなたも。不満や不公平不平等や、嫉妬を感じた気持ちを言いたくなるのは分かりますが、もはや言ったところで、どうにもならない事の方が世の中には多すぎる。

 なので人間は自分に甘いので、どうしても楽な不平不満の解消法に流れてしまいがちです。そういった人間の負の側面を解消させているのが、SNSであり、依存させているのもSNSだと思います。そもそも利口な人間はとっくの昔に現実を生きていますから。色々書きましたが、これらは全て私にブーメランだから、さらにどうしようもないと言うオチです。