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【クレクレ君】なにかと人にお願いばかりする人たちへの対策

皆さんは「クレクレ君」って言葉は聞いたことがありますか?

なんでもかんでも人に一方的に何かをしてもらおうとする人種です.

〇〇してくれの「くれ」からきている言葉です。

今回はこの「クレクレ君」の特徴と生態とその末路についてです。

人にお願いしてばかりの人は相手のメリットを考えもせず一方的に自分の都合を押し付けているからです。

残念ながらクレクレ君本人にはその自覚はありません。

あなたのまわりにもいるかもしれません、もしかしてあなたも思い当たる人いませんか?

「クレクレ君」の特徴

ではクレクレ君というのはどういう人たちなのかを見て行きましょう。

1.一方的なお願いしかしない

クレクレ君はとにかく何かをしてくれとお願いばかりする人種です。

出来るだけ人の情に訴えて色々お願いし、お願いをかなえてもらっても儀礼的なお礼だけであとは知らんぷりです。

あなたもSNSなどで見たことはありませんか?

「僕のブログを見てください!お願いします」位ならまだよいのですが

「僕のブログを見てぜひ宣伝してください!」

インフルエンサーとも言えるような影響力のある人にも「ぜひ絡んでください!」

などの無謀ともいえるお願いをしている人達です。

いやいや、それは無謀だろうと思える純真さはむしろ羨ましく?もあります。

ただ一方的に言われた側の人がどのような気分になるかという事はクレクレ君にはほとんど重要ではありません。

情熱で押せばいいと思っているか、本当に純粋に自分のお願いを聞いてもらえばいいのです。

逆にSNSあたりに「情熱で前へ進めば相手は分かってくれる!」とスーパー自己中な事を書き込んだりします。

2.情報や技術は無料だと思っている

いわゆる「いいじゃん!減るもんじゃないし」の精神のクレクレ君です。

特に技術系の仕事、言わゆる「コト」はタダだと思っています。

例えば知り合いがプロのデザイナーだとします。

その際に知り合いだからという事で「これ友達のよしみでデザインしてくれないかな?」という人がいます。

この友達がもしそれに1時間かかったとしたら彼の1時間の単価の数千円~数万円をおごれとお願いしているのと一緒です。

モノ商売で例えるともし知り合いがラーメン屋だったとしたら、ラーメン10杯くらいサービスしろって!と迫っているようなものです。

技術も立派な付加価値かどうかも考えもせずクレクレ君はどうせ減るもんじゃないからいいじゃんなんて考えているのです。

3.相手のメリットを考えていない

これもSNSでよく見かけますがインフルエンサーや自分より登録人数の多いユーチューバーなどに積極的に絡んでいく人がいます。

「コラボしませんか? ぜひ絡んでください!」

これ、コラボして誰が得しますか?

当然絡んでいったクレクレ君本人ですよね。

登録者が少ない側の人は当然その人の名を借りて露出が増え再生数やpvが増えいいことだらけでしょう。

では登録者が多い人の方に何かメリットはありますか?

少ない側の人とコラボして再生数は増えますか?それどころか何この人?となって余計に同様の依頼が増えそうです。

もし登録者の多い人とコラボしたいのであれば、その人にもメリットのある提案をしなければなりません。

それもせずにやたらに絡みに行く人は、自分がその人の名前を利用して上に上がろうとしている自分勝手な人です。

4.自分は何かをするわけではない

昔からタダより高いものは無いと言われます。

また、何かをしてもらったらお礼として返さなければならないという心理的な法則として「返報性の法則」があるのですが

クレクレ君にはその心理は持ち合わせていないようです。(特にモノよりコトに関してはありません)

技術はタダだと思っています。


「クレクレ君」の心理

1.自分の事しか見えていない

とにかく自分が第一です、自分の事を最優先し他人の事をあまり考える心理を持ち合わせていません。

一方的な「熱意」という思い込みで相手の都合を考えずガンガン押していきます。

たしかに熱意は大切ですが相手にも利があるお願いや依頼であればいいのですが、一方的な依頼は迷惑でしかありません。

Win-Winの関係でなければ熱意も単なる押し売りでしかなく、自分の利だけを考えているのです。

2.自分だけは損をしたくない

クレクレ君は常に自分の利を考えています。 が

悪意を持って人に損をさせようとしているわけではありません。

どちらかというと自分は損をしたくないという心理から来ています。

例えば自分で調べもせずすぐに教えてもらおうとするクレクレ君は自分が調べる時間や費用を損したくないのです。

インフルエンサーに一方的に絡んでくる人も、自分の労力を損したくないのです。

クレクレ君は成功を成しえた人が影でしてきた努力などをなんら顧みることなく、手っ取り早く自分の利を得ようとします。

ただクレクレ言ってもらえた物の代わりに自分の信用を失っていることを忘れてはいけません。

3.相手を下に見ている

クレクレ君はちょっとでも同情してクレてやると次から次へとクレクレ言ってきます。

少しでも謙虚な気持ちがあればいいですが

「ちょっとくらいいいでしょ?」

「え?金とるの?減るもんじゃないでしょ」

のような事を言ってはずけずけ踏み込んでくるのです。

いちいち聞いているとこいつは頼めばなんでもしてくれるだろうという見下した態度をし始めます。

単なる「たかり」の精神ですね。

クレクレ君の対応方法

こういったクレクレ君への対応方法ですが

基本無視

が一番ですがまあこう簡単にあしらう事は難しいですよね。

ですので

「ごめん、俺も確実じゃないから自信ないんだ。ほかにもあたってみて…」
「いやいや、こんなの渡したらお前が逆に怒られるから辞めとくわ」
「少し位お金とか払っておいた方が文句が言いやすよ」

位の事をいって逃げるしありません。

絡みに行って何か一言モノ申してやりたい気持ちは充分理解できますが、クレクレ君自身に罪悪感が無いため

本人にはなにも響きません、むしろ「情熱には苦難がつきものである!」とあなたが変な養分になりかねません。

ぐっとこらえて無視しておきましょう。

あなたが何をしなくてもやがて自滅していきます。

クレクレ君の末路

これは誰でも容易に想像できるかと思いますが

結局最後に損をするのはクレクレ君本人です。

それはお願いすれば人の良心を悪用して色々な物や事をたやすく手に入れる事が出来るかもしれません。

クレクレ君はそれと引き換えに「信頼」「エンゲージメント」を失っていくのです。

一度失った信頼はちょっとの物や事では到底補う事は難しいものです。

彼らは一時の得と引き換えにとても大きなモノを失っていることに気が付いていないのです。

ただクレクレ君は自分がクレクレ言っている自覚もないし信頼を失っている自覚も無いのが始末が悪いとことですね。

気付いたら周りに誰もいなくなります。

それが末路です。

相手の「利」につながる事を考える

これを読んでいるいるこんな奴って思うならまだしも中には

「やべ、俺クレクレ君かもしれない…」と思った方もいるかもしれません…

もしそう思ってしまったらこう考えてみましょう。

・それをお願いすることによって相手にもメリットがあるかどうか?
・それをお願いすることによってお互い幸せになれるかどうか?
・それをお願いすることによって将来的に恩返しができるかどうか?
・それはお願いしなくても自分で調べられることではないのかどうか?

そしてもし自分が同じことを頼まれたらどう思うか?

それで嫌だと思ったら相手も同じことを思っています。

自分が相手に何を提供できるのか?

お願いするときはお互いを尊重してお互いが良い方向に向かうような提案をしていきたいものですね。


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