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光を求めて-DIC川村美術館 芸術家たちの南仏

ゴールデンウィークのこどもの日
ずっと行きたかった千葉県佐倉の
DIC川村美術館
についに行くことができました。

この日は祝日に相応しい天気、そして夏日。
緑が美しい美術鑑賞
さらに企画展は「芸術家たちの南仏」

美術館については、
私が愛読させていただいている
Le yuséeさん、Naomi_Nさんが
が素敵な紹介をされていますので、
そちらを↓

当日はとても良い天気。
庭園入口は、開園時間を待つ方々で賑わっていました。
入口の彫刻が待つ時間も和ませてくれます。

庭園入口の彫刻

美術館前には、広い池とお庭が目の前に。
広大な景色はここならでは。

入口を入り天井を見上げると、照明がまたキレイ。
この照明もアート作品のよう。

美術館天井 美しい

ここで楽しみにしていたのは
印象派の絵も有りますが、
やはりレンブラント。
国宝級の絵が千葉県佐倉にあるんです。

まずは常設展から。
DICはインキの会社です。
やはり色が特徴的な作品が多かった気がします
印象派からキュービズム、現代アートまで。
幅広い、ですが
それぞれが深い作品に出会うことができます。
私はここでもイヴ・クライン(Yves Klein)の作品に会えて、
クラインブルーに引き込まれました。
マーク・ロコスの部屋は、少しおどろおどろしい感じもしました。

そして、企画展です。
南仏は芸術家にとって光であり、そして影でもありました。
豊かな自然と光。
絵画だけではなく、陶芸、彫刻、映画、版画、切り絵
と多様性な作品も沢山創作された土地
でもありました。
一方、第二次世界大戦中に「敵対外国人」として収容された芸術家、
他国への亡命を目指して南仏に訪れた芸術家がいた
ことを
今回の展示会で知りました。

マティスの作品もたくさん展示されており
東京美術館の「マティス展」に行くことも楽しみになります。
そして、南仏をリアルに訪れたくなります。

ピカソも南仏で創作をした芸術家。
陶芸作品がたくさん飾られていました。

シャガールは二度の世界大戦、ロシア革命という時代を超え
南仏で穏やかな光と温暖な気候に
やすらぎを感じていたと思います。
97歳で没するまで、人生の後半を南仏で過ごした芸術家でした。
彼の晩年の作品は、聖書に関連する作品、ギリシャ神話など。
南仏がいかに心にも響く場所であったかも想像できます。

企画展を終えて窓から見える風景

展示会を終えて1階に戻ると、
日の光が差し込んでいます。

庭園に戻ると、とても良い天気。
水鳥たちも、天気を楽しんでいる様子。

薔薇も咲き始めていました。
あいにくレストランは満席でした。
今度訪れるときは、是非訪れたいレストランです。

DIC川村美術館は、都内から少々離れていますが
庭園も美術館もゆっくり楽しめる素敵な美術館
東京駅からも直通バスが出ているそうで、
ちょっとしたプチトリップに満足感を与えてくれる場所です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
何か役立ては幸いです。

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