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今年一のドラマ「エンジェルフライト」国際霊柩送還士 - お別れについて考える

今日は自宅で1日、ドラマDayの日曜日。
アマゾンプライムで
「エンジェルフライト ー 国際霊柩送還士ー」
6話を一気に見ました。

国際霊柩送還士とは、
海外で亡くなられた日本人のご遺体を
日本のご遺族に届けるという専門性が極めて高いお仕事
です。
亡くなられた理由は、それはそれは人それぞれ。
ネタバレしたくないですが、
中には海外で不慮の事故で
お亡くなりになるというストーリーもありました。

実は35年程前、私は海外に住んでおりました。
当時、日本人の友達の祖父が
クリスマスに日本から遊びにきて
お風呂で亡くなられたと聞いたことがありました。
その時私は中学生であったのですが
「おじいさんはどうやって日本に帰られたのだろう?」
と思っていたことが、このドラマを見て思い出されます。

題材が「死」「海外」という時点で、
もう絶対泣く!と思っていました。

主演の米倉涼子さんは、
作品のインタビューで
こんなことを語っていらっしゃいました。

「国際霊柩送還士の仕事は、亡くなられた方のご遺体だけではなく、ご遺族も知らなかった故人の秘めた想いも搬送します。各話見終わる度にどこか心が温かくなるような、素敵な作品になっていると思います。」

PR Timesより

作品の中、米倉涼子さんの役柄は
国際霊柩送還会社の社長。
「ドクターX」大門未知子並みの
サバサバ & プロフェッショナル感 にプラスして
ご遺体やご遺族を思う心や言動はとても印象的です。

「亡くなってもその方の魂が一瞬だけ体に戻ってくる瞬間があると思う。それはちゃんとお別れをするため」

エンジェルフライト より

そして、最後ご遺体の処置をするときにこんなセリフも。

ご遺族にとって手は顔の次に大事な思い出だから。」

エンジェルフライトより

手、指、爪、細かい箇所まで最後の化粧をほどこします。

ご遺族がご遺体と対面して、そしてきちんとお別れする。
お骨になってからでは、決して感じられない何かがそこにはある。
すべては残されたご遺族が、「おかえり」というため、
自分なりに”その死”を乗り越えるため。

6話見終えたときは、もうハンカチはぐちゃぐちゃ。
とても大切な気持ちを、このドラマは気付かせてくれると思いました。

またこのドラマから、
国それぞれ故人の送りかたがあるのだということもわかります。
それも国際霊柩送還というお仕事ならでは。

素敵なnoterさん、みやもとまなぶさんも
このドラマについて書かれています。
みやもとさんも一気に見られたようですね!

私の中では、2023年No1 のおすすめのドラマです。
ハンカチを手にして見てください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
誰かの心に何か届いたならば、心躍ります!

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