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『Hanaemi』2024夏を発行

 矢田石材店の季刊誌『Hanaemi』の2024夏号を発行しました。7月にパリ・オリンピックが開幕するということで、巻頭の連載企画『ココロ、やどる。』はスポーツ界から登場していただきました。2004年アテネ・オリンピックで41歳のメダリストになって「中年の星」といわれたアーチェリーの山本博さんです。寺院関係者のインタビューは、愛知県一宮市の妙泰寺の松永寿康住職にお話をうかがいました。

「中年の星」から20年

 山本さんのアテネでの銀メダルは、1984年ロサンゼルス大会での銅メダルから20年目でした。その時、「これから20年かけて金メダルを目指します」とコメントしていて、今がその20年後。パリ・オリンピックの舞台には届きませんでしたが、61歳で現役のアスリートです。
 アーチェリーは「同じことを繰り返す競技」だそうです。「単調なことって飽きるんですよ」と語る山本さんですが、半世紀もの間、飽きずに続けられる理由は? 『持続力』(講談社)という著書もある山本さんが、どんな気持ちで競技に向き合ってきたのか、お話を聞きました。

アーチェリーの山本博さん

 4年後のオリンピック開催都市は、最初のメダルを取った場所、ロサンゼルスということで、できればもう一度、と考えているそうです。その2年前の2026年には愛知県でアジア大会(アーチェリーの会場は岡崎市)が開かれます。「オリンピックを目指すには、その前のアジア大会に出られるくらいになっていないといけませんね」と60代での世界挑戦を見据えていました。

“社会増”をチャンスに

 妙泰寺がある一宮市は尾張の中心都市。約37万人の人口は横ばいから微減ですが、転入から転出を引いた「社会増減」では増えている街です。新しい住民が増えているということです。一方、檀家離れなどお寺に関わる方が減っているご時世で、妙泰寺も同じようです。しかし、松永住職は、だったら新しい住民にお寺をアピールすればいい、と前向きに「ピンチはチャンス」と語っています。

妙泰寺の松永寿康ご住職

ヒマワリの花一輪をアップで

 表紙は夏らしくヒマワリ。一輪の花をアップでとらえた写真です。今年は記録的に梅雨入りが遅く、早くも真夏日となった日もありますが、改めて、夏の到来を感じていただければ幸いです。

 『Hanaemi』は無料です。矢田石材店の各店舗や事業所、「はなえみ墓園」のある寺院、「お寺でおみおくり」の賛同寺院などで手に入れることができます。ご入用の方は矢田石材店(フリーダイヤル0120-336-772)へお問い合わせください。バックナンバーもあります。

「矢田石材店なう」では、近況や情報などを随時お伝えしていきます。

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